概要
別名「三拍子の井戸」。
おとな時代に風車小屋で「嵐の歌」を覚えてから子ども時代へ戻り、同じ場所で嵐の歌を吹いて風車を暴走させ、井戸の水を抜くことで入れる。
闇の神殿の攻略に事実上欠かせないアイテム「まことのメガネ」があるため、避けては通れないダンジョンである。…が、本当は「まことのメガネ」は必ずしも闇の神殿の攻略に必要なわけではなく、無くてもただ「物凄く不自由」なだけなので、闇の神殿を知り尽くしたRTAプレイヤーにはスルーされることもある。
元々この井戸があった場所には「まことのメガネ」の前の所有者の家があったのだが、井戸の底に隠されていたのは大量の躯、加えて磔台と牢屋、そして遺体を納める棺。
王家の血塗られた歴史の一角を思わせる凄惨な光景に、闇の魔物「ボンゴボンゴ」もこうした死者の思念より生まれたのだろうか・・・。
所々に「まことのメガネ」で見ないと見えない穴があり、その入手場所であると共に「お試しダンジョン」であるという側面も持っている。
カカリコ村にはホラー要素が多すぎる。
敵たち
とてつもなく大きな緑バブルが徘徊しており、井戸の中を時計回りに飛び回る。
リーデッドやギブドが生息しており、コキリの剣では倒すのに苦労する。
『ムジュラの仮面』では
「井戸の下」というダンジョンが、終盤のイカーナ地方に存在する。
あるイベントで入手できる「ギブドのお面」が通行手形のようなものとなっており、それがないと
途中にある扉の前に立ち塞がるギブドに組み付かれてしまい、進むことができない。
だが、お面があればギブドと話すことができるようになり、彼らの要求に応えることで
先に進んでいけるようになる。そして仕掛けを解いたり、途中に待ち受けるビッグポウを
倒したり(これもギブドの要求のひとつ)して最終地点に辿り着くと、
ある重要アイテムが手に入り、そのままイカーナ城へと進むことになる。
当然といってはなんだが、出現する敵もデキシーハンドやクロボーなど、不気味なものや
薄暗いところを好むようなモンスターが多い…のだが、時オカに比べると些か恐怖成分が
薄まっている…かも知れない。だが、上記の通り「お面」無しでギブドに近付こうものなら
たちどころに攻撃されてしまう。おまけに、彼らはいくら攻撃しても倒せない…というより、
倒しても倒しても、何度でも復活してくるのだ。そして炎の矢などで焼いてしまった日には…。
彼らへの対処法…即ちこのダンジョンの攻略法は、まずお面を着けて彼らと話してみること。
そして未練を取り去って、彼らの心を安らかにさせてあげること。
それ以外に、一切方法は無いのである。