概要
ゼルダの伝説シリーズに登場する巨大蜘蛛のモンスター。「時のオカリナ」が初登場。
「ムジュラの仮面」「トワイライトプリンセス」「大地の汽笛」「スカイウォードソード」にも登場している。
英語版では『Skulltula(スカルチュラ)』という名称になっている。
時のオカリナ・ムジュラの仮面
普段は天井に隠れていて、リンクが近付くと糸でぶら下がって降りてくる。
背中はドクロに酷似した甲殻に覆われており、剣などで幾ら攻撃してもダメージを与えられない。不用意に触れると回転して吹っ飛ばされてしまうので要注意。
但し、近くで待っていれば回って軟らかい腹部を晒すので、ここで攻撃すればダメージが通る。
何故わざわざ自分から急所を晒すのだろうか。
ちなみにフックショットに弱く、スタルチュラがどんな状況のときに当てても一撃で倒せる。
派生種など
大スタルチュラ
大型のスタルチュラ。体が大きいことを除けば普通のスタルチュラと全く同じ特徴を持つ。
「時のオカリナ」では大スタルチュラの方が登場頻度が高いため、スタルチュラのサイズはこちらの方が標準だと感じているプレイヤーも多いだろう。
スタルウォール
ツタ等の登れる壁に張り付いている小さいスタルチュラ。近付くと紫に変色し体当たりを仕掛けてくる。こちらが手も足も出ない時に襲ってくるため、地味に厄介な存在である。
スタルチュラと違って甲殻は硬くも何とも無いため、パチンコやブーメランが通用する。壁を登る前に片付けてしまおう。
7年後は弓矢、フックショット、メガトンハンマー(地形を叩いた衝撃で倒せる)が有効。
世界に100匹だけ存在する金色の小型スタルチュラ。詳細はリンク先を参照。
スタルチュラハウスの住民
黄金のスタルチュラの呪いによってスタルチュラになってしまったカカリコ村の住民。
黄金のスタルチュラを倒して印を集めると元の人間に戻っていき、お礼のアイテムをくれる。
スタルチュラの姿の時も普通に会話できるが、Z注目でカーソルを合わせた時の効果音が敵と対峙した時のものと同じな上、甲殻に攻撃を当てて怯ませている間に腹部に攻撃を当てる事ができてしまう。
ダメージを受けるとおぞましい悲鳴をあげながら怯み、一定時間後に回転攻撃で反撃してくる(当然ながら倒す事はできない)。
それすら無視して攻撃を続けると近付いただけで攻撃されるようになってしまうが、距離を置いていれば会話自体は可能。
知恵のかりもの
スタルチュラ自体は登場しないが、亜種であるイトチュラとウォールチュラが登場する。
どちらも背中に顔のような模様があり、腹が急所である。
横スクロール場面に登場。天井から糸を垂らしてぶら下がり、近づいてきた相手に噛みつく。
この糸はハシゴのように掴んで渡れるが、イトチュラが垂れ下がっている糸を掴むと、それを察知して登ってきて、噛み付いてくる。
カリモノは見下ろし視点でも呼び出せることができ、簡易的な梯子として利用可能。ただし、糸も含めて火に弱いことと、天井がない、または天井が高い場所では効果がないのが欠点。
その名の通り、壁に張り付いて移動する黒い蜘蛛。
こちらを発見するとどこまでも追いかけてきて噛み付いてくる。
カリモノとしてはシンクシステムと併用することで、ハイラルのほぼ全域をギミック無視で登頂できてしまう。
ただし、呼び出した向きへ一直線に向かう仕様であり、呼び出してからすぐに動くためシンクシステムを当てにくかったり、近くに魔物がいるとそちらへ方向転換するのが欠点