概要
看板に「暗い狭い怖い、三拍子の井戸」と書かれている通りホラー要素満載でトラウマになった人も多い。
大人時代に風車小屋で「嵐の歌」を覚えてから子ども時代へ戻り、同じ場所で嵐の歌を吹いて風車を暴走させ、井戸の水を抜くことで入れる。
闇の神殿の攻略に事実上欠かせないアイテム、「まことのメガネ」があるため、避けては通れないダンジョン。所々に「まことのメガネ」で見ないと見えない穴があり、その入手場所であると共に「お試しダンジョン」であるという側面も持っている。
太陽の歌を奏でればアンデッドたちの動きを止められるのでかなり探索が楽になる。
しかし、闇の神殿はまことのメガネが無くても攻略が少し面倒になるだけなので、闇の神殿を知り尽くしたRTAプレイヤーにはスルーされることもある。
謎
元々この井戸があった場所には「まことのメガネ」の所有者の家があったのだが、井戸の底に隠されていたのは大量の躯、加えて磔台と牢屋、そして遺体を納める棺。
王家の血塗られた歴史の一角を思わせる凄惨な光景に、闇の魔物「ボンゴボンゴ」もこうした死者の思念より生まれたのだろうか?。
墓地、闇の神殿、クモ屋敷、そして井戸。カカリコ村にはホラー要素が多すぎる。
……よくよく考えたら、アンデッドやら毒沼やらでいっぱいの井戸の水を、生活用水や飲み水に使っている村民が一番謎かも知れない。
時のオカリナ百科での紹介
結界の役割を果たし闇の魔物を封印していた場所。結界そのものは井戸の底にあり、秘匿されていた関係上その存在すら知る者は少ない。
霊的モンスターに関しては「封じられていた闇の魔物の影響で生まれた」「または闇の魔物と共に封印されていた」と記されている
各所に転がっている骸に関しては、真実の目を手に入れようとした者たちの成れの果てかもしれないと紹介されている。真実の目を持っていた男の骸もいるかもしれないが、それはまことのメガネを以てしても不明である。
スタッフでの評判
スタッフたちも嫌な場所として挙げており、見えない落とし穴に引っかかったり、リーデットに抱き着かれたりして難儀したという。
しかしその「すごく嫌な感じ」が堪らないとドMな発言をするスタッフも。
余談
元々はダンジョンではなく、単にまことのメガネを入手するための場所(井戸の中)として構想されていた。
しかしまことのメガネを作ると不思議な光景が広がることに気づき、ダンジョンに昇格させた。
スタッフとしても霊的モンスターを配置していく過程は楽しかったとのこと。
敵たち
とてつもなく大きな緑バブルが徘徊しており、井戸の中を時計回りに飛び回る。
リーデッドやギブドが生息しており、コキリの剣では倒すのに苦労する。
『ムジュラの仮面』では
「井戸の下」というダンジョンが、イカーナ地方に存在する。
あるイベントで入手できる「ギブドのお面」が通行手形のようなものとなっており、それがないと途中にある扉の前に立ち塞がるギブドに組み付かれてしまい、進むことができない。
だが、お面があればギブドと話すことができるようになり、彼らの要求に応えることで先に進んでいけるようになる。
そして仕掛けを解いたり、途中に待ち受けるビッグポウを倒したり(これもギブドの要求の一つ)して最終地点に辿り着くと、ある重要アイテムが手に入り、そのままイカーナ城へと進むことになる。
当然といってはなんだが、出現する敵もデキシーハンドやクロボーなど、不気味なものや
薄暗いところを好むようなモンスターが多い・・・のだが、時オカに比べると些か恐怖成分が薄まっている・・・かも知れない。
だが、上記の通り「お面」無しでギブドに近付こうものならたちどころに攻撃されてしまう。おまけに、彼らはいくら攻撃しても倒せない・・・というより、倒しても倒しても、何度でも復活してくるのだ。そして炎の矢などで焼いてしまうと・・・。
彼らへの対処法・・・即ちこのダンジョンの攻略法は、まずお面を着けて彼らと話してみること。
そして未練を取り去って、彼らの心を安らかにさせてあげること。
それ以外に、一切方法は無いのである。