マトイ
まとい
曖昧さ回避
※人名に関しては、ひらがなのまといも参照の事。
- ファイアーエムブレムifの登場キャラについてはこちらを参照。
- その他の人名でも使用されている。お目当ての作品を探す際はマイナス検索等の絞り込みを推奨。
「ふふっ、元気?」
概要
過去の記憶を失っており、人見知りが激しいが、プレイヤーにはよく懐いている。EP1~EP3におけるヒロイン的存在だが、ストーリーに絡んでくるのはEP2終盤から。パートナーカードはEP3に入ってすぐにもらえるので呼び出せるのはかなり先になる。
いかにも幼く純粋そうなイメージがあるが、実際は露出度の高い服装に意外に胸が大きくコンパクトグラマーな身体つきをしていたりする。
※EP3ではどういう訳か更に巨乳化が進んでいる。半年の間に成長したということだろうか。加えて後発のイラストでは更なる成長を遂げている。
ちなみに、彼女の服装は後にミコトクラスタとしてプレイヤー用のコスチュームとなっている。
プレイを進めると段々と親しげな会話になっていくが、Ep2にて平時のアークスシップ内でプロテクトがかかっているはずのテクニックを発現させたり(それも法具を一切使用せずに)、Ep2第5章では道中で創世器の一つである「白錫クラリッサ(Ep1でプレイヤーが集めた武器の破片本来の姿)」を手にするなど、素性に関して不可解な点が多いが、EP2最終章にて彼女の正体が明かされる。(ニコニコ超会議3でネタバレされたのは公然の秘密)
EP1のエアヒロインっぷりとEP2~3のメインヒロインっぷりの差が激しく、徐々に順位を上げるなど人気投票の結果にも現れることとなった。実際に運営サイドとしても出番のなさに関しては反省があったそうだ。
なおEP3~EP4の話に当たるPSO2TAで色々ありEP4初頭では絶賛コールドスリープ浄化治療中。また出番ないじゃないですか!やだー!
ちなみになぜか時系列が進むごとにコスチュームの露出度が上がっていく。
周囲が用意したものを着ているだけだが、本人も気にはしている様子。
露出が多い服装については「大気中のフォトンの吸収効率を高める為」と言う理由付けが一応成されている。
法撃職であるならばこの上なく最適な服装が支給されてはいるのだが…。
総選挙第一位記念のVDでは、幻創ルーサーの気持ち悪い声真似に対して恥ずかしくないのかと文句をつけた際に、逆に「露出度の高い服ばかり着ている君には言われたくないね」と正論を返され言葉に詰まってしまった。
EPISODE2ネタバレ
「……ああ、そっか。なるほど。
人型をしたダーカーってことは
あなたが、ダークファルスなんだね?」
その正体は10年前に【若人】と相打ちして死亡したとされる二代目クラリスクレイス。当時の衣装は旧作のリコのデザインを踏襲したイノセント・ワン。
シオンが過去に生み出してしまった過ちである【深遠なる闇】とその眷属を始末するために自身で生み出した最強のアークス。
その存在はクラリッサを通してシオンに直接管理・使役されており、形式上はアークスに属しつつもルーサーから秘匿するためにアークスとの接触は基本絶っている。二代目クラリスクレイスの名を継いだのもシオンの策謀であり、偽りの名と素性を与えることでルーサーから護っていた(設定資料より)。
性格は現在より明るく天真爛漫で好奇心旺盛。主人であるシオン以外の話し相手が居なかったためにコミュニケーションに飢えている。一方でダーカーに対しては攻撃的で容赦がなく、時に冷酷な一面も見せる。
シオンによって「兵器」として育てられたため精神面が幼く、「アークスを護る」という仮初の信念の下に行動していたため精神攻撃に弱い一面をもつ。
戦闘力は従来のアークスとは比べるまでもなく、テクニック系を中心としてその実力は全盛期のダークファルスも片手間に倒せるほど。あまりの力により通常の武器ではテクニック一発で武器が破損してしまう。
【若人】を追い詰めるものの逆に精神的に追い込まれ、主人公が駆け付けたことで何とか【若人】を撃退するが、主人公に化けていた【仮面】の不意打ちによって致命傷を負う。
その結果、内部のダーカーの力が一気に溢れ出し、【深遠なる闇】に匹敵するものへと転生しかけるがクラリッサに自害を願うことで阻止しようとする。
「ふつうの女の子に
なってみたかったなぁ…………」
だが、その自爆のエネルギーから主人公を護るためにシャオが強制タイムスリップを敢行した結果、彼女もその時空の歪みに巻き込まれ、どういうわけか(コスチューム・髪型を含め)力の大半を失ったアークスとしての「マトイ」が惑星ナベリウスに放り出されるといった形になってしまった。
そして、様々な過程で記憶と力を失ってしまった彼女との出会いが、PSO2の物語の始まりへとつながっていくのであった……
なお、設定資料によれば自害に失敗したマトイが【深遠なる闇】にならなかったのはクラリッサにダーカーの力を抑え込まれていたからと記載されている。また主人公や【仮面】の介入がなかった本来の歴史では、【若人】眷属のダーカーとの戦いにより因子を溜め込み過ぎてしまい、深遠化を阻止するべくそのまま自害して死んでしまっている。EP3で【仮面】が触れているのはこの正史だと思われる。
EP0ネタバレ
……と、EP3設定資料集では語られていたが、EP5開始に当たって連載されたコミカライズ版「EP0」にて真相が明かされる。この漫画ではプレイヤーの役回りをメルフォンシーナ(姉)が演じており、彼女と二代目クラリスクレイスの友情と悲劇を描いたものとなっている。二代目クラリスクレイスは、浮遊大陸の探索に来ていたメルフォンシーナをダークファルスと勘違いして攻撃する。しかし勘違いだと気づくと気が動転し、その間に逃げられてしまった。その後、二代目クラリスクレイスを追ってきたメルフォンシーナは【若人】と遭遇し、危うく殺されそうになる。今度は逆に二代目クラリスクレイスがメルフォンシーナの危機を救い、ここから二人は友情を深めていくこととなる。
一方、ルーサーに助けられた【若人】はゲーム通り取引を行い、アークスシップを襲撃。二代目クラリスクレイスに復讐しようとする。【若人】はメルフォンシーナを「魅了」の能力で操り、マトイを殺させようとする。だが自力で洗脳を破られ、二人のコンビネーションの前に【若人】は敗北。クラリッサによって因子を吸い取られ干乾びたミイラとなって死亡した。ところが、【若人】の因子を取り込んだことで二代目クラリスクレイスに異変が起こり、【深遠なる闇】になりかけてしまう。そこへ現れた【双子】・男は【若人】の遺体を喰らい、複数の模倣体として呼び出しメルフォンシーナたちにけしかける。危機に陥った一行だが、二代目クラリスクレイスの圧倒的な力の前に【双子】・男と【若人】の模倣体は消滅した。しかし喰らってきたダーカーの力は収まらない。そこでクラリッサから発した謎の声がメルフォンシーナに一つの提案をする。それは彼女のフォトンの全てを二代目クラリスクレイスにぶつけ、因子を浄化するというものだった。結果的に言えばこれは失敗に終わり、フォトンを出し尽くしたことでメルフォンシーナは消滅。二代目クラリスクレイスの暴走は押しとどめられたが、因子を完全に浄化するには至らなかった。しかも彼女は10年先の未来へと転移してしまった。EP0の物語は、アフィンとその相棒がナベリウスで気絶している女の子を発見するところで幕を閉じ、消え行くメルフォンシーナは最期に「友達を助けてほしい」と名前も知らないアークスに託したのだった。この時に登場した「アフィンの相棒」がプレイヤーなのか、それとも別の誰かなのかは不明。
EP3ネタバレ
シャオによってアークスとして再認定され、活動を再開。衣装はイデアクラスタへと着替えている。
EP3では新たに発見された惑星ハルコタンで、プレイヤーとともにスクナヒメと出会う。
ハルコタンにおいて神にも等しい存在であるスクナヒメにとって、初めての対等な「友達」となり、親交を深め、【双子】にも共に立ち向かって行く。
その一環としてスクナヒメとともに黒の王の元を訪れるが、王も含め黒の民は全て【双子】に喰われ模倣体と成り果ててしまっていた。、更に【双子】はスクナヒメをも喰おうとするが、これを庇ってプレイヤーとマトイが代わりに喰われてしまう。
【双子】の内的宇宙に囚われた二人は内部で生存していたルーサーと出会い、当初は敵意を向けるものの【深遠なる闇】誕生の経緯を聞かされたことに戸惑いを見せる。加えて【深遠なる闇】を取り巻く絶望的な状況について聞かされるも、復活は止めるべきだと決意を新たにし、ルーサーの案内により脱出した。
その後は【双子】と決着を着けるために単身で黒の領域へ向かったスクナヒメをプレイヤーと共に追う。
シャオによって体内のダーカー因子浄化が限界だと静止されるも振り切り出撃、【双子】を見事撃破するも、死の間際にマトイに因子をぶつけることで【深遠なる闇】に創り変えようとするが、庇ったプレイヤーが受けてしまい、それを救うべくクラリッサの力で全ての闇を自身に移植。こうしてマトイは【深遠なる闇】の依代となってしまう。
一番大切で、大好きなひとを守るため、マトイはクラリッサの力を使い、プレイヤーの中にあるダーカー因子を全て引き受け、身代わりに【深遠なる闇】と化してしまった。
その後、マトイの残した白錫クラリッサは【仮面】によって回収されている。
消え去ったマトイの行方はアークス総動員で捜索され、同時にシオンによって秘匿されていたマトイの過去がアークスに公開された。先代クラリスクレイスだったことを知ったアークス達は驚きを隠せなかった様子である。
決断の日
待機中のプレイヤーは【仮面】からナベリウスの「約束の地」に呼び出され、【仮面】の正体を明かされる。マトイが【深遠なる闇】と化す未来は避けられないものであると悟ったプレイヤーは【仮面】とともにマトイを殺すことで救う道を選ぶ。
とどめを躊躇うプレイヤーであったが、隙を突いてマトイを羽交い絞めにした【仮面】の言葉に覚悟を決め、手にしていた大剣コートエッジで2人を貫く。
最期はプレイヤーに、もう世界は平和になるのだから『泣かないで、笑ってて』と約束し、光になって消えた。
苦しみから解放され、光となって消えた2人を見送ったプレイヤーはナベリウスを去っていった。
闇に染まった大剣コートエッジDを背負い、マトイを殺してしまった絶望と悲しみによって変異した新たな【仮面】として……
ただし、これは可能性の一つに過ぎない。
よく勘違いされるが主人公が【仮面】に変異したのはダーカー因子の吸収ではなく、ルーサーが散々触れていたように「感情の変化によってフォトンが影響を受けたため」である。つまりフォトナーの負の感情によって変異した【深遠なる闇】と同じである。ただしEP3設定資料集に記載されているのは、「マトイを失った絶望と悲しみから【仮面】に変異した」とあるだけで、これがフォトンの変質によるものかは明言されていない。
あなたが生まれたその理由
新たな可能性を拓いた先では、プレイヤーはマトイ救出を諦めず【仮面】と対立。
刃を交えるも「一人でなく二人ならば」と、一人で苦しみ続けた【仮面】の説得に成功。2人で彼女を真の意味で救う覚悟を見せた。
マトイの元に辿り着いたプレイヤーは戦いの最中に彼女に呼びかけ、自我を取り戻させる事に成功する。【仮面】は「マトイはもう闇に飲まれ自我は持たない」と断じていたがそんなことはなく、最期の最期に自分を取り戻していたのだった。
主人公に殺されるつもりだったが手を止めたため、【深遠なる闇】を封印するために諸共に自害を図ろうとする。そんなマトイを再び身を挺して庇い、その姿を見たことで過ちに気づいた【仮面】により、回収していたクラリッサの協力も経て【深遠なる闇】の依代から解き放たれた。
その後は【仮面】およびクラリッサに眠っていたシオンの残滓と邂逅し、未来を託される。
自身の願いを果たした【仮面】はマトイに対し『泣くな、笑え』と言い残した後、主人公とマトイの蓄えた闇を引き受け、【深遠なる闇】となり、その場を去っていった。
マトイは自分に代わって犠牲となった【仮面】を想い泣き崩れてしまうが、『笑え』の約束を果たすため、自分を救ってくれたプレイヤーに『ただいま』と笑顔で返した。
プレイヤーもまた、深遠から解放されたマトイを『おかえり』と笑顔で受け入れた。
その後はシップに帰還し、【仮面】を救い出すべく道を探っている。
…のだが、これ以降のEP3終了までシップで留守番となり、サブイベントに絡むだけで出番は大きく減ってしまう。折角救出できたのに一緒に出撃してキャッキャウフフできないなんて…!
ちなみに救出後、衣装は更にイノセントクラスタへ着替えているが、開いた胸元に超ミニ丈に高ヒールとこれまでに劣らない露出度が高い衣装となっている。そのミニっぷりや腰の高さで正面から見るとパンツ見えるレベルである。これスカート履き忘れてない?
(後にレイヤリングウェアとしてSGスクラッチで期間限定配信)
PSOTA及びEP4のネタバレ
EP3終了後からEP4開始前までの期間にあたるPSO2TAにも中盤から登場する。公式のキャラクター紹介によれば年齢は変わっておらず18歳のまま。プレイヤーより先にコールドスリープから目覚めて断続的に活動していたことが伺える。作中での事件解決のためにまたしても多量のダーカー因子を吸収、プレイヤーと入れ違いにコールドスリープに入ることになったためEP4開始時点からしばらく会えない状況が続くことになったが、8月10日に追加されたストーリーで満を持して登場。エンガと口論してしまい、アルと一緒にショップエリアのベンチ(ゼノの傍にある方)で頭を冷やしていたヒツギと出会い、ヒツギの思っている事が過去の自分と似ていると感じ、ヒツギの良き相談相手となった。アルに対しては「初対面なのに何故かどこかで会った事がある気がする」と感じている。これについてはアルそのものではなく、EP4-5にて明らかになった、これはアルはもともとダークファルスとして生み出されたがプレイヤーによってダーカー因子を浄化されたことと、マトイが深遠なる闇となったが【仮面】によってダーカー因子が消えたという似たような経験を持つからである。
なお、その頃プレイヤーはエンガとショップエリアの反対側(イオのいるベンチの上の階段の傍)で兄妹の昔の話をしていた。PSO2TAに引き続き、またしてもニアミスである。しかも今回明らかに視線を向けてれば気付いて会えてた距離で…。折角二人とも目覚めたのにまだ会えないとは…!
覚悟
EP4-5にてマザーによるシステム掌握により、まともに戦えない他のアークス達に代わってオフィエルとアラトロン相手に孤軍奮闘する中、不思議な力によって(実はオフィエルたちの侵入経路を辿って)アークスシップに帰還出来たプレイヤーと遂に再会!。オフィエルの不意打ちによって窮地に陥ったマトイをプレイヤーが救うという絶好の見せ場であった。共闘の末、アークスシップを取り戻すのに貢献した。
10月19日のストーリーアップデートで、改めて再会を喜んだマトイ。これでいつもの場所でいつでも彼女に遭える。新しい姿で一緒に出撃も出来るぞ!
アークスシップ襲撃事件後は
3代目クラリスクレイスの訓練相手を勤めたり、サラに総務部の仕事を手伝わされたりしている様子。事務仕事は不服なようで「現場で動きたい」と不満を漏らしていた。
PSO2TAでの【若人】復活騒動で無茶をした後はメディカル担当のフィリアにこっぴどく注意されたらしく、プレイヤーと相互に管理するように言われている。
ピエトロにはプレイヤーの伴侶と呼ばれ、ドギマギしている様子を見せている。「伴侶」と呼ばれる事はまんざらでもない模様。
ちなみにSGスクラッチではミコトクラスタに変異する前の「命纏衣」の他にも【深遠なる闇】に変貌した状態の衣装(?)「イノセントキュティス」・「ヴィエルキュティス」がシオンの【敗者】に囚われている時の衣装(?)「レコードキャプチャー」と共に期間限定配信された(現在は終了)。…両方ともほぼ裸なので非常にキケンな逸品。
EP5が始まったので
彼女の定位置はメディカルセンター脇からアークスシップ艦橋に変わりました。会いに行く際は注意してね。
EP5のストーリーへの絡み
今回は異世界オメガに通じるブラックホールの入り口を作る役割のため完全にお留守番と化した。そのためオメガ方面のストーリーには出番がなく、艦橋でのイベントが主となる。2章でダーカーが市街地を襲撃した際はプレイヤーと共に出撃しているので、今のところペアを組んだのはこれが最後となっている。
オメガの事件が解決した後、現れた謎の敵に主人公と共に立ち向かうが……
ハロウィンイベントにて
2017年のハロウィンイベントでは専用の衣装「プロウラークラスタ」に身を包んだ彼女…と思われる人物がショップエリアに出現。彼女の記憶を取り戻す為にショップフロアにいる彼女のクライアントオーダーをこなしていくと、衝撃の事実が明らかとなっていく。
その正体は『マトイの想いを受けてエーテルによって具現化された、「ハロウィンを楽しみたい」というマトイ』と言うもの。
彼女の記憶が曖昧なのは当然で、目的のほうが大きく表面化している為。彼女の身体を構成しているのはほぼ全てエーテルであり、彼女は幻創種のようなものである。
しかし、べースとなるマトイの人格がしっかりと確立されており、危害を加える恐れはないとしてお咎めなしとされている(彼女に正体を知らせるのは不要な混乱を避ける為シエラの一存でやめる事にした)。やがてこちらのマトイは「はっきりしない記憶よりハロウィンを楽しみたい」と自身の正体に関して何となく勘づいた様子。
このような理由の為、パートナーとして本人とハロウィン版の彼女を同時に連れて行くことが可能。
オートワードはほぼ同じだが、EP3までの彼女と同様に闇属性のテクニックも使用してくれるのでわりと汎用性はある方。
後に幻創アークスは別個体が同年のクリスマスにも登場している。
さらに2018年のハロウィンイベントには新たに幻創アークス「マジカル★シエラ」を伴って登場。前回登場の時と異なり、専用の称号が用意された(この年の登場からカウント)。自身が幻創種であることをなんとなく理解している様子。
ちなみに「プロウラークラスタ」は縞パンがパンモロしている大胆なレイヤリング衣装。
艦橋の本人が見たらどんな反応を示すだろうか…。
Phantasic QM
2018年10月27日・28日の3Dライブイベント「ファンタジック3Dライブ2018」に於いて、クーナと共にライブにゲスト出演する事が発表された。
PSO2初のバーチャルライブであり、ライブ用に衣装を新調しての登場となる。