日進
にっしん
日進月歩のこと。そこから名前をとられた地名、軍艦、ゲームキャラクターなど。
曖昧さ回避
スループ「日進」
オランダ製のスループ。当初の艦名は「日進丸」。
佐賀藩の注文により1868年に進水、翌1869年に竣工。
佐賀藩による受領から3ヶ月後に日本海軍に編入。
以降、朝鮮出兵、西南戦争などに参加した他、大韓帝国における動乱(壬午事変、甲申政変)の際には朝鮮半島にて警備任務に当てられた。
1893年 廃船
装甲巡洋艦「日進」
春日型(ジュゼッペ・ガリバルディ級)装甲巡洋艦。イタリア製。
初めアルゼンチン海軍がイタリアから購入、モノレとして就役したものを日本海軍が購入したもの。
第一次世界大戦では北米沿岸やインド洋、地中海で活動を行った。
同型艦としてリバタビア(春日)やフランチェスコ・フェルッキオなどがある。
1906年5月10日に愛知県愛知郡の香久山、白山、岩崎の3村が合併した際には、日進の日露戦争での活躍と功績にあやかって新村名を日進村(現・日進市)としている。
1935年4月除籍。
なお廃艦後は解体されず大和型戦艦用の46cm砲弾発射実験目標として使用されている。