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最珠羅の編集履歴

2018-12-31 14:19:34 バージョン

最珠羅

もすら

本稿では東宝特撮映画「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に登場するモスラについて解説する。

データ

・成虫

  • 体長:36m
  • 翼長:108m
  • 体重:1万2千t

・幼虫

  • 全長:43m
  • 全幅:5m
  • 全高:6m
  • 体重:1万t

概要

護国三聖獣の一体である「水の神」。鹿児島県池田湖の湖底に封印されていた。

従来のモスラとは違ってインファント島や小美人との関連性は無い。

ポスターでは平成VSシリーズに近い見た目をしているが、本編ではというよりはに近い外見をしており、鱗粉攻撃を使用しない代わりにから発射する毒針や脚を使った引っ掻き攻撃を攻撃方法としている。生命力が強く、自身の体が爆散しても粒子状物質となって生きることができ、その状態から再生できることができる。また、粒子状態のときのみ他の怪獣と融合することも可能である。


またの色がで、羽の模様も従来とは異なる。「護国聖獣伝記」では孔雀のような形をした羽をしていた。


特徴

今作では厳密に言うと人間の味方ではないため、池田湖の湖畔で売店へ万引きに入った挙句「証拠隠滅」と称して、飼われていたに投げ込もうとした若者たちの前に幼虫形態で浮上し、全員を情け容赦なく湖に引きずり込んで殺害。(ただし犬は助けている。)


その後は湖面に繭を作って成虫となり、横浜にて後から合流した魏怒羅と共にゴジラと対決。


魏怒羅がゴジラの攻撃でダウンしたため一人での戦闘を強いられてしまい、魏怒羅に放たれた放射火炎から魏怒羅を庇って2回も直撃し、光の粒子となってしまう。一度は粒子となった自身を再構築しようとするが、ゴジラが放射熱線を放とうとするため断念。魏怒羅を復活させるべく融合する。

しかし、これによって魏怒羅を「千年竜王キングギドラ」へとパワーアップさせた。

余談

  • 繭を生成する際に固形物に頼らない唯一の個体でもあり、水上にて孵化する。繭の大きさも判明している。鱗粉を武器とせず、変わりに毒針をショットガンのごとく発射する。羽ばたける速度からして、胸筋は歴代最強と思われる。
  • 歴代でも最も攻撃的で狂暴然な見た目であり(意図的に人を殺すことはあるが、最も狂暴ではない)、体毛も最も少なく、蝶や蛾の類よりもスズメバチを思わせる。毒針もその名残である。なお、絵コンテの段階では口から毒酸を吐いた
  • 後々に受け継がれることとなる、毛のなくグロテスクな脚も今回が発祥であり、スピード感のある飛行シーンを見せたこともイメージを一新させ、後の作品群にも引き継がれていく。幼虫の姿が全身が見えていない、というか全身が作られていなく、半身のみの使い回しという意味でも唯一。
  • 鳳凰のモデルになったとされているし、古文書の姿でも鳳凰然とした成虫の姿が描かれているが、なぜ「海」の神になったのかは不明。古代朝廷は、幼虫の姿で復活させるようにプログラミングしたのだろうか・・・。
  • 古文書の姿を、単に尾ひれが付いて尾羽が付いた姿と言う意見もあれば、あれが本来の完全態だ、ケツに幼虫がくっついてるんだと言う意見も…。
  • 今作ではインファント島とは関係がなく、小美人も出ない(小美人をイメージした姉妹(平成ガメラからのゲスト)は登場する)。従来のシリーズではゴジラに負けなしのモスラだったが、今回はゴジラが強すぎた。(このモスラ敗北に関して金子監督は、「息子が『モスラ憎たらしいから殺して。』とお願いしてた。」と語っている。)

関連タグ

モスラ 東宝怪獣 GMK

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