概要
仮面の姿をしたモンスター。施錠された扉を開ける鍵とセットで配置され、鍵を奪おうとする侵入者を監視しており、鍵を取ると猛スピードで襲いかかってくる困り者。鍵を手放さない限り追いかけてくるため、トラウマになったプレイヤーも多い。鍵を手放すと逆に追跡をやめて画面外へ消えていくため、「掴む↔放り投げる」の繰り返しで運べば襲われない。もっとも鍵を放り投げた先が落下穴だった場合、もう1度カギを取ってくることになるが···。
『スーパーマリオコレクション』に収録されたリメイク版では、追いかけてくる時の演出が変わり、動きも少し遅くなったが、誘導がかなりきつくなっているため、見た目の追跡スピード以上に避けにくい。ただ、スターの無敵による体当たりで倒せるようになり、倒せばカギを持っていても追いかけてこない(このリメイク版は後に「スーパーマリオアドバンス」としても単独移植されている)。
海外版の名称は「ファント」。色は赤と白(SFCの『スーパーマリオコレクション』では金色。同様にSFC-BS『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』のビッグカメーンも金色)。
オリジナルの『夢工場ドキドキパニック』では、イラストとは表情が違いとぼけた顔になっているが、カギを取っても動き出さず、キャラが扉の外へ出た瞬間になんの前触れもなく襲ってくる。
ビッグカメーン
『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』(サテラビュー)に登場。通常のおよそ2倍の大きさになった巨大カメーンであり、サウンドリンクイベントとして数秒間登場する。イベントとしては「スーパーキャサリンズが、まず手始めにビッグカメーンを召還した」というイベントであり、「手始め」という事でラジオドラマ内では非常に軽いノリなのであるが···
▲動画内7:30〜7:43(※)。イベント召還なのでカギ関係無しに数秒間ずっとプレイヤーを追い続けるというとんでもない鬼畜仕様なのである。一定時間ずっと出続けるのは任天堂も流石にヤバイと考えたのか、部屋の移動・若しくは1回のプレイヤーダウンで去るが、プレイヤーの誰もが阿鼻叫喚に包まれた。動画内ではプレイヤーダウンですぐ終わるが、それでも恐ろしさは確実に伝わる。···まずミスらない訳が無い。第4話の最序盤のイベントである故にスターを出す事はほぼ不可能であった為、スターで倒せるかは不明である。
(※···実際の放送では18:07(.30)に召還された。)
因みに『マリオストーリー』のカーメンと名前が似ているが、関係は無い。
(憶測だが名前の由来が、こちらは仮面であちらはツタンカーメンから来ているのかもしれない。)
スーパーマリオくん
ドン・チュルゲが連れて来た。相手に取り付いて操る能力を持っている。マリオに取り付こうとしたが避けられてしまい、代わりにルイージに取り付いて暴走した。
マリオ達は反撃としてヨッシーのクッキー(PANIC)で攻撃するが、ルイージの脳細胞の配列が崩れたため、敵味方の関係無く攻撃を仕掛けるようになり、手が付けられなくなる。
しかしヘイホーに変装したピーチ姫がストップウォッチで動きを止め、その隙にマリオがカメーンを外し、元のルイージへ戻る事が出来た。しかし次はヨッシーに取り付き再び暴走した。その後の事態の収束は不明。
それ以降の話には登場しないが、ドドリゲスによってサブコンに連れて行かれたマリオ一行に、キノピオが書いた伝言板の中にカメーンが間接的な意味で登場している。
手がないのに、どうやって書いたのだろうか。ちなみにカメーンが書いた伝言は「カギ返してください」…地味にクスリとくる内容である。