概要
沖縄県那覇市にある沖縄都市モノレール(ゆいレール)の駅で、駅番号は①。
東経127度39分北緯26度12分23.3秒に位置するため「日本最西端の駅」を名乗っているが、法律上詐称。というのも、ゆいレールは全線が軌道法によって建設されているためである。軌道法の停車場は法律上の「停留所」(バス停や路面電車の電停と同じ扱い)であり、残念ながら那覇空港駅は本来、これを名乗る資格がない。
- 日本最西端の駅は宮古島に存在する。「ザ シラサギベイ オーシャンスカイ」という観光用リフトがあるのだが、これが鉄道事業法における索道鉄道線として建設されているので、この乗降場が日本最南端であり最西端の「駅」である。これに対して一般的な鉄軌道という意味で松浦鉄道のたびら平戸口駅は日本最西端を名乗っている。つまり、那覇空港駅は最初から眼中にないのだ。
当駅改札階と那覇空港ターミナルビル2階(出発ロビー)は連絡通路で結ばれており、通路上には動く歩道が存在する。
逆に到着ロビーは1階にある為、到着客に手荷物運搬性を配慮しターミナルから駅手前までは空港備え付けカートの使用が認められる。(片道のみ)
駅構造
島式1面2線の高架駅。
利用状況
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員は12,757人である。
- ゆいレールの駅では県庁前駅に次いで2位。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年度 | 4,721人 | 9,442人 |
2009年度 | 4,096人 | 8,192人 |
2010年度 | 4,069人 | 8,138人 |
2011年度 | 4,069人 | 8,138人 |
2012年度 | 4,587人 | 9,174人 |
2013年度 | 4,706人 | 9,412人 |
2014年度 | 4,842人 | 9,684人 |
2015年度 | 5,269人 | 10,538人 |
2016年度 | 5,858人 | 11,716人 |
2017年度 | 6,501人 | 12,757人 |
関連項目
新千歳空港駅 仙台空港駅 成田空港駅/空港第2ビル駅 羽田空港駅 中部国際空港駅 関西空港駅 福岡空港駅 宮崎空港駅:有名な空港駅一覧