コカトリスマイナソー
こかとりすまいなそー
概要
クレオンが一発屋の歌手・下村一平から生み出したとされる、幻獣「コカトリス」の伝承を司り、その風貌を得たマイナソー。
魚類にも見える色合いの体色と、ピエロを思わせるシルエットや装飾を持ち合わせた外見で、両腕の翼先端には棘鉄球が生えている。
苗床の人物に因んでか、口から放つ強烈な破壊音波が主な武器。成長初めの等身大サイズでも一鳴きの音波で近くにいた人間を昏倒させる威力を持ち、巨大化後は空を飛びながら音波を高速連射する事で敵を寄せ付けず圧倒する。
他のマイナソー同様、人語は話さず鳴き声しか上げないが知性は高く、太陽を背にして目晦ましを掛けたり一般人が多くいる遊園地の近くで戦ってリュウソウジャーの動きを牽制する等、悪賢い行動を見せている。
活躍
遊園地でショーをしていた下村にクレオンが接触、処置を施した事で誕生。等身大で実体化するや破壊音波を放ち、手近にいた人間達を昏倒させていく。どうやらワイズルーの策略の手駒を作る為に使役されていたらしく、昏倒した人の内大人は拘束、子供は催眠を掛けられてワイズルーの護衛にされた。
そしてその中にコウとういもいたが、耳栓をしていたコウは昏倒を免れ連行途中に意識を回復。自分を運んでいたドルン兵を蹴散らし遊園地から脱出する。
その後巨大化を果たし、コウと合流して遊園地に乗り込んで来たリュウソウジャーが催眠状態の子供達に押さえ込まれた所で現れ、子供達ごとリュウソウジャーを踏み潰そうとする。しかしケペウス星の王女・カルデナの歌で子供達が正気に戻った事でリュウソウジャーは自由になり、キシリュウオースリーナイツを繰り出して来たので交戦。
当初は接近戦を行うも相手に圧倒されたので、両腕の翼で飛行しつつ破壊音波を連発する戦法に切り替え。更には太陽を背にする事で目晦ましを掛けた結果、キシリュウオースリーナイツはまともに反撃出来なくなりフォートレスモードで防御しながら逃げ回る状態に。
だがしばらく後、別行動でういやカルデナの妹・フィータを助け出したリュウソウグリーンとリュウソウブラックが呼び寄せたタイガランスとミルニードルの攻撃で怯み、その隙にキシリュウオーファイブナイツへ合体されてしまう。そこで再び飛んで太陽を背に目晦ましを掛けるが、リュウソウブルーがミガケソウルで手近にあったビルのミラーを輝かせて太陽の光を反射。今度は自身が目晦ましを掛けられて地上に墜落する。
この隙に相手から再度接近戦に持ち込まれ、多彩な攻撃を一方的に浴びてしまう。しかし攻撃を受けながらも自身の背後に遊園地が来る様に移動、迂闊に止めを刺せば遊園地に残った一般人が巻き込まれる可能性を恐れたリュウソウジャーが動揺した隙を突いて飛び去り、逃走した。