概要
1986年12月12日に発売。国民的アニメ『ドラえもん』初のファミリーコンピュータ専用ゲームとなる(1983年にアルカディアから発売された『パックマン』もどきのドットイートゲームが史上初のドラえもんゲー)。売上本数は驚異の115万本で、ドラえもんゲーの中でもぶっちぎりのトップである。
『ドラえもん』のTVゲームといえばエポック社やセガの作品が有名だが、本作は『桃太郎伝説』や『スターソルジャー』などで有名なハドソン(現:コナミデジタルエンタテイメント)が製作・販売している。
ゲームシステム
ストーリーは『開拓編』『魔境編』『海底編』の3部構成で、それぞれアクションジャンルが異なる。プレイヤーはドラえもんを操作して色々な場所を探索し、アイテムや武器を回収しつつはぐれた仲間を解放し、ステージの最後に待ち構えるボスを倒していくのが目的。難易度はかなりシビア。
ちなみにジャイアンを連れている時に2コンのマイクに音声を入力すると一度だけではあるがボスを含む画面内の敵を全滅させるという裏技が有名である。
ステージ
開拓編
トップビュー方式のアクションゲームだが、トンネル内はサイドビューに切り替わる。トカイトカイ星やコーヤコーヤ星を探索し、悪のガルタイト鉱業をやっつける。ボスのブルロボットを倒すとのび太を救出できる。
魔境編
横スクロール方式のシューティングゲームだが、シーンによっては縦スクロールに切り替わる場合もある。特定のエリアに幽閉されているスネ夫とジャイアンを救出するとドラえもんと共に攻撃して援護してくれるが、ダメージを受け続けると再びはぐれてしまう(魔境編クリア時に2人が不在でもペナルティはない)。
海底編
サイドビュー方式の探索型アクションゲーム。鍵やお守り、通り抜けフープなどの各種アイテムを入手しながら3人の仲間と合流、海底鬼岩城に潜む最終ボスのポセイドンを倒してしずかを救出するのが最終目的となる。
アイテムを収めた宝箱に海蛇が潜んでいたり、アイテムや仲間をさらっていく幽霊が登場したり、ダイヤや金塊を20個取得すると拷問部屋に閉じ込められるなどのトラップが満載。また、先のステージとは違い何故かダメージを受けた時の無敵時間がなく、敵に接触しただけで連続的にダメージを受けてしまう。
関連タグ
ドラえもん ハドソン アクションゲーム シューティングゲーム
ギガゾンビの逆襲:1990年にエポック社より発売されたロールプレイングゲーム。