サミュエル・L・ジャクソン
さみゅえるえるじゃくそん
概要
少ない出番でも強烈な個性を放つハリウッドを代表する名脇役の一人。
特徴的な声で声優としての活躍も多い。
クエンティン・タランティーノ監督作品の常連である。
日本では『アベンジャーズ』のニック・フューリー長官役で有名である。
『星の王子 ニューヨークへ行く』のハンバーガーショップの強盗役を演じて以降、『ジュラシック・パーク』といった大作でも脇役として名を連ねるようになった。
なお、エディ・マーフィーの主演映画『ショウタイム』で「サミュエル・L・ジャクソンは42歳でブレイクしたんだぜ」という台詞がある。上述の『星の王子ニューヨークへ行く』で脇役を演じたサミュエルが、今やエディよりも高給を取っているというジョークである。
日本の代表的アクションスターである千葉真一の熱狂的なファンであり、彼に初めて会った際には直立不動で「サインをください」と頼んでいたという。また、上述した『アベンジャーズ』においてニック・フューリーを演じた際には、かつて千葉が演じていた柳生十兵衛のキャラクターを取り入れるなど、演技においても彼を大いに参考にしている。
マザファッカ職人
アメリカ人に言ってはいけない言葉1位の「マザーファッカー(motherfucker)」を世界で最も巧みに操るアメリカ人として特に有名で、その発音やタイミングの見事さでこの人の右に出る者はいないと言われている。
よって映画ファンの間では「マザファッカ職人」の称号を得ている。
出演作で「マザーファッカー」と言わなかった!ということが騒ぎになるほど有名な、彼を象徴する台詞である(とはいえ、最近ではやはり色々と規制が厳しくなりつつあるのか、言おうとしても邪魔が入って言えなかったり、ピー音で消されたりすることも多いようだ)。
検索すれば彼のmotherfucker発言を集めた動画などが簡単に見つかるので、気になった人は聞いてみるといいだろう。
作品
『星の王子 ニューヨークへ行く』1988
『エクソシスト3』1990
『グッドフェローズ』1990
『トゥルーロマンス』1993
『ジュラシック・パーク』1993
『パルプ・フィクション』1993
『ダイ・ハード3』1995
『ジャッキー・ブラウン』1997
『スター・ウォーズ エピソード1,2,3』 - メイス・ウィンドゥ
『トリプルX』2002/2005
『S.W.A.T.』2003
『キル・ビル Vol.2』2004
『Mr.インクレディブル』2004
『アフロサムライ:レザレクション』2009
『イングロリアス・バスターズ』2009
『ATOM』2009
『アベンジャーズ』他MCU作品 2012~ - ニック・フューリー
『ジャンゴ・繋がれざる者』2012
『オールドボーイ』2013
『ロボコップ』2014
『髑髏島の巨神』2017