概要
国際ダイヤモンド輸出機構に所属する凄腕の殺し屋であったが、「美少年キラー」の異名で呼ばれるMI6のバンコラン少佐に堕とされて彼の愛人となり機構より離脱。バンコランと同棲するようになった。外観からして女性っぽいが男である。
極度のヤキモチ焼きで、バンコランの浮気癖には心労が絶えない。しょっちゅうぶち切れてはバンコランをボコボコにし、パタリロやその他もよくとばっちりをくらう。ヤキモチが頂点に達したときの戦闘力は全キャラ中最高クラスを誇り、核シェルターすら破壊する。
外見・内面ともに女性的だが、あくまでも少年。作者によれば当初は捨てキャラの予定だったらしい。また彼を「女の子の心を持った男の子」とも表現している。
あまり女装は好まないが、バンコランの前でウェディングドレスを着たいという願望があった。宝石や毛皮が好き。
二度の妊娠を経験しており、一度目は流産、二度目が現在の息子フィガロである。もちろん普通の赤ん坊ではないが、パタリロ以外は彼の正体を知らない。
現在は親子三人で暮らしている。
・・・男がどうして妊娠するのかはもはや詮索するのもヤボである。
劇中ヌードシーンやベッドシーンが最も多く、オナニーシーンやレイプまである、要するにパタリロのお色気担当。
しつこいようだが、あくまで男性である。
アニメでの声優は藤田淑子。
その他
マライヒは魔夜峰央氏の妻が徐々にモデルとして反映されていったとされる。その為美少年でありながら女性化の傾向が強まったとか。
ちなみに魔夜氏の奥さんは奇しくもマライヒの年齢と全く同じ時、これまたバンコランと同い年だった魔夜氏と出会ったという。しかも互いに一目惚れだったとか。
また、舞台版でキャスティングに関する打ち合わせの相談を魔夜氏が受けていた時に娘の山田マリエは「当然男だろ」と思った直後に「マライヒの男の娘っぽい容姿」を再度思い出して「いや、普通ならこういう場合は女性がやるのがセオリーでは」とも考えてしまったが、兄弟である真央氏から「男だろ」の一言でマライヒ役は男性と満場一致で決まった…らしい。
その為マライヒを女性が演じたのは現在においてもアニメ版の藤田淑子女史のみである。