月光仮面
げっこうかめん
どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな知っている。
概要
日本で「正義の味方」という言葉が初めて作られた作品。
一人の人間が「自分は正しくあろう」と決意する。
それが権力や暴力などによってくじかれようとした時に月光仮面はあらわれて助けてくれる。
すなわち月光仮面自身は正義ではない。
正しくあろうとする者の支援者にすぎない。
一人一人の視聴者に「まず自分が正しくあれ」と呼びかけた作品である。
登場人物
作品解説
白黒のテレビ版からアニメ版、映画版と様々な媒体がある。
初代
1956年~1958年まで白黒テレビ放送された。
平均視聴率は40%、最高視聴率は67.8%(東京地区)を記録し、放送時間に銭湯から子どもの姿が消えたという。
テレビアニメ
「正義を愛する者 月光仮面」のタイトルで1972年に全39話が放送された。カラー。
月光仮面もターバンではなくヘルメットに変更することでオートバイに乗るのに適したものへとデザインしなおしたが、川内はそのデザインを気に入っていたという。
1999年~2000年にはギャグテイストの「ごぞんじ!月光仮面くん」(全25話)が放送される。
再度の実写映画
1981年に作られた。当然カラーである。
設定が一部変更され、月光仮面の肩書きも「愛の助っ人」に変わっている。