概要
主人公。関東妖怪総元締「奴良組」の若頭。後に3代目組長となる。
総大将ぬらりひょんの孫であり、2代目・奴良鯉伴の息子。妖怪と人間の混血(クォーター)で、1日の1/4(基本的に夜)だけ妖怪に変身することができる。妖怪姿の時は性格や口調が変わるが、別人格というわけではない。
一時は自分の中に流れる妖怪の血を拒絶し、奴良組を継ぐことに否定的だったが、牛鬼との戦いを経て、「百鬼夜行の主」を目指す意思を固める。薬師一派の鴆とは義兄弟の盃を交わしている。
昼のリクオ(人間)
人間の姿の時は心優しい穏やかな性格。
外見からは全く畏怖を感じさせないが、妖怪の血を引いていることには変わりなく、身体能力は高め。この状態でもそれなりに戦うことはできる。視力も抜群に良く、本来なら眼鏡は不要である。
pixivではこの状態を指して「昼若」というタグが用いられている。
夜のリクオ(妖怪)
リクオの中に流れるぬらりひょんの血が覚醒した状態。
口調が荒っぽくなり、人間時に比べると行動も大胆になる。この時は、奴良組総大将の後継者として堂々とした振舞いを見せる。性格が変わるものの、人間の時にも妖怪時の記憶はしっかりと残っており、自分がやったという自覚は持っている。
pixivではこの状態を指して「夜若」というタグが用いられている。
武器・能力
「 祢々切丸 」
ぬらりひょんから譲り受けた刀。実は退魔刀であり、陰陽師・13代目花開院秀元が400年前に作製したもの。
「 明鏡止水"桜" 」
敵に妖銘酒を浴びせかけ、着火して焼き尽くす術。名前こそ似ているが、後述の明鏡止水との共通点は全くない。
「 明鏡止水 」
ぬらりひょんの畏。相手に認識されなくなる能力。強敵相手にはステルス効果が薄く、見破られてしまうこともある。
「 鏡花水月 」
ぬらりひょんの畏。認識をずらして発生した幻影で敵を惑わす能力。攻撃を避けたり、隙を突いて攻撃を行う。
「 鬼纏 」
信頼関係を築いた仲間妖怪の畏を借りることで強力な効果を得る「百鬼夜行の業」。詳細は鬼纏を参照。
恋愛関係
「ぬらりひょんの孫」は公式で3ヒロイン制になっており、リクカナ、リクつら、リクゆらが候補として挙げられる。
つららはリクオの側近であるため、行動を共にする場面が多く、七分三分の盃、相合傘での帰宅、戦闘で助けたり助けられたりと、おいしいシーンに恵まれている。周囲の人間にカップル扱いされたり、リクオが寝言でつららの名前を口にすることもある。しかし現状はつららの片想いである。
カナはリクオが妖怪の力に覚醒するきっかけであり、化猫横丁に連れて行って貰ったことがあるが、現状はカナの片想いである。妖怪リクオと人間リクオが同一人物とは気付いておらず、妖怪リクオを“あの人”と呼び、惹かれている。最近では人間リクオのことを意識することも多くなっている。
ゆらは3ヒロインの中で恋愛的場面が(今のところ)もっとも薄く、友人・共闘の関係に留まっている。人間サイドでリクオの正体を知る数少ない人物ではある。
ニコニコ動画などではヒロイン戦争が勃発している。
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