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手鬼の編集履歴

2019-10-10 00:41:47 バージョン

手鬼

ておに

手鬼とは、漫画『鬼滅の刃』に登場するキャラクターである。

「アァアアア年号がァ!!年号が変わっている!!」


概要

CV:子安武人 / 豊崎愛生(鬼化前)


鬼殺隊に入隊するための試練「最終選別」が行われる藤襲山にて長年生き延びていた

巨大な体躯に何本もの太い腕がまとわりついた、それまでの鬼とは一際異なる奇怪な姿をしている。

47年前に当時隊士だった鱗滝によって捕らえられたが、逃げ出すことのできない藤の牢獄の中で人知れず生き延び、選別へ参加した者達を喰らって力を付けている。


これまでにおよそ50人の鬼殺隊候補生を喰らっていて、その内13人は錆兎真菰を含む鱗滝の弟子である。これは、鱗滝への強い恨みからで、彼の彫った狐の面「厄除の面」を目印に率先して襲っている。


今回も候補生達を襲っていたところ、竈門炭治郎と遭遇。その面から鱗滝の弟子だと気づいて狙いを定める。

過去の候補生同様に鱗滝の弟子を狙って食った事を暴露して冷静さを失わせ、彼を大量の腕による攻撃で空中へ追い詰めるが、頭突きの反動で体勢を捻った炭治郎に懐へ飛び込まれてしまう。

そこで頸の硬さで刃を弾いた隙を狙おうと目論むも、水の全集中呼吸を会得した炭治郎の刃によって一刀のもと頸を斬られ敗北した。

今際の際には炭治郎に手を握られると、大好きだった兄と手を繋いだことを思い出し、涙を流しながら消滅していった。


能力

無数に腕を生やし、それを自在に操る能力を持つ。腕を繋げて離れた相手を攻撃したり、地面の下に潜り込ませて奇襲したりと応用力がある上に、腕はいくら斬っても直ぐに再生する。


また、頸の硬さに自信を持っており、錆兎もその頸を斬れずに刀が折れて敗北した。(ただし、彼の刀は他の鬼達との戦いで摩耗していた事が後に判明している。)


血鬼術が使えないこともあり、鬼全体で見ればこれでも序の口レベルの強さ。

とはいえ、実戦経験の少ない候補生には荷が重い相手である事も事実であり、長年生き残っていたのもそれを裏付けている。


鬼化前と鬼化後

鬼化前は、夜に独りになることを怖がり、兄に手を繋いでいてほしいと願う無垢な少年であったことが死の間際の走馬灯にて判明。鬼になり、兄を喰い殺してしまったことを初めは嘆いていたが、それも鬼化が進むにつれ忘れてしまった。

皮肉にも、鬼化後は手をつなぐ相手のいない孤独を埋めようとしているかのように大量の手を生やし、人を殺める事になってしまった。


余談

冒頭でも挙げた捕らえられている間に年号が変わっている(明治大正)ことを知り激昂する場面から「年号鬼」のあだ名をつけられている。

奇しくもアニメ『鬼滅の刃』で彼が登場する回が放送されるタイミングで現実の年号も変わった(平成令和)ため、非常にタイムリーなシーンとなっている。

あと、あまり注目されないが「また」と語っている。

これは本人も言っていたように封印された47年前は明治ではなく慶応であり、明治期に誰かに年号を聞いたと思われる。今回の決闘で「また」といったのだろう。

(ちなみに封印されたのは1867年だと推測すれば明治の1年前になる。ギリギリ)


やはりというか時事ネタのイラストが現れる事に……。

鬼滅の令和の刃


そして、当然と言うべきか、公式ツイッターも乗っかっている。

さらにこの場面を元にしたグッズも販売開始された。


また、彼の台詞から本作の時代背景が大正時代のいつ頃かを割り出すことができ、そこから換算すると物語開始時は大正元年・2年(1912年・1913年)、最終選別以降は大正3年・4年(1914年・1915年)と推測できる。

ちなみに当時の世間の情勢としては、日本イギリス同盟関係にあり、海外では欧州戦争(後の第一次世界大戦)の開戦などが起こっている。

似た題材、似た時代を扱ったジャンプ作品でいえば、リサリサと結婚した直後のジョージ・ジョースター二世が戦場で活躍している頃である。


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鬼滅の刃 鬼(鬼滅の刃)

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