概要
『MOTHER3』に登場するキャラクターで、ブタマスク達の指揮官。"かめんのおとこ"とも呼ばれる。
リュカ達の前では常に仮面を被っており全く喋らない。だが、ブタマスク達の前では多少なりとも喋っていたらしく強く慕われている。
本編では第5章の終盤に登場し、その後はキングPの右腕としてリュカ達の前に立ち塞がる。
彼もまたキングPに造られたメカキマイラであるからか機械らしく電気系の技を使い、登場する度にリュカ達へ挨拶代わりに強力な雷を落とす事も少なくない。戦闘時には強力な『PSI』やビーム、電撃に加え、シールドキラーも使用してくる。
なお、ブタマスク達は彼の素顔も見た事があるらしく、その横顔にはまだ幼さが残っているとの事だが......?
MOTHERシリーズでは、テキストが平仮名なのでゲーム中での表記は"しきかんどの"だが、漢字で"指揮官殿"と表記するタグもある。
※この先は、本編に関わる重大なネタバレが含まれております。閲覧の際には充分ご注意下さい。
◆なぜ ポーキーとやらに
したがっているのかは わからんが
おれは ちちおやとして
とうとう まいごにさせていた
じぶんの かわいい
むすこを みつけたよ。
フリント
◆リュカ。 よろこんでくれるな。
とうとう にいさんを
みつけたぞ。
正体(ネタバレ注意)
第8章『なにもかも なにもかも』の終盤で、彼は数年前にドラゴに単身戦いを挑んだまま行方不明になっていたクラウスである事が明らかになった。第1章『とむらいの夜』のラストで、フリント達がメカドラゴに辛くも勝利した直後のムービーで崖下に倒れている彼の姿が少しだけ映るが、実はこの時点で既に命を落としていた。
しかし、クラウスの遺体はブタマスク達に回収され、その後ポーキーの手によりメカキマイラ"かめんのおとこ"として蘇る事になる。同時に、生前の記憶も完全に失われてしまった。
更に、ノーウェア島各地に隠されている針を抜けた理由はリュカと同様マジプシーでも覚えない特別な『PSI』を使えた為であった。そして、恐らくはヨクバから聞いたのであろう針の情報を聞いたポーキーの命令によって、各地の針を抜いていく事になる。
終盤では、エンパイアポーキービル地下深くの最後の針がある場所で一行と鉢合わせになり、ラスボスとして最後の勝負を挑んでくる。なお、この時に放った雷でリュカ以外のメンバーは『きぜつ』状態になり、双子同士でのタイマン勝負となる(因みに、もしこのタイミングで仲間をカムバックさせると再び雷で倒されてしまうので全く意味が無い)。
戦闘中では、実の家族に何の躊躇いもなく容赦無く攻撃や『PSI』を仕掛けてくる。リュカも当初のうちは攻撃は一切出来ないが.....。
しかし、霊となったヒナワの説得により失われた筈の自我が徐々に蘇り、攻撃に躊躇いが見られるようになる(同時に、背景のエフェクトも所々ぼやけ始め、次第に穏やかな波長になっていく)。最後に自我が完全に戻った際には、自ら仮面を外し素顔を見せた後1発の雷を放った......それも、リュカが身につけていた『フランクリンバッジ』を利用し、自分自身に致命的なダメージを与える為に。
そして、3年前に行方不明になった事を謝った後再び会える事を願い、リュカの腕の中で静かに息を引き取った。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『スマブラSP』ではスピリットとして登場。階級は★3(ACE)でアタッカータイプ。
関連イラスト
pixiv内では仮面が外れたイラストの割合が圧倒的に多く、本編をしていなくても正体が分かりやすくなっている。また、作中でもブタマスク達やヨクバの反応、使ってくる『PSI』から正体が明かされるよりも前に彼が誰なのかは大体察しがついたプレイヤーも多い。
なお、オッドアイのイラストも多々見られるが公式設定ではないので注意。
更に、何故かは分からないがメイドロボのマシュマロちゃんとのカップリング作品も多い。
関連動画
- 『つよきもの(かめんのおとこ)』
第7章での戦闘BGM。けっかいトリオの戦闘BGM『つよきもの』の別バージョンだが、こちらはテンポが不規則になっている為サウンドバトルでは初見殺しとなっている。
- 『かめんのおとことのたたかい』
ラストバトルで流れる第1段階の戦闘BGM。
- 『メモリー・オブ・マザー』
第2段階の戦闘BGM。
- 『おわった』
第3段階の戦闘BGM。
関連タグ
前2作のラスボス
似通った立場の人。主人公との血縁があるのも同様。
◆こんなことになって ごめんな。
◆ぼくの さいごのときに
いっしょにいてくれて
ほんとうに うれしいよ。
◆ありがとう。
◆おとうさん。
◆ごめんなさい。
◆ちゃんと いうこときかなくて。
◆もう ぼくは
おかあさんのところに いくよ。
◆リュカ。
◆また さ
あえると いいな。
◆さよなら。
ありがとう。
ごめんな。