概要
本作の主人公。小学校3年生の9歳。作者自身がモデルであり、フルネームも同じ「さくらももこ」。
静岡県清水市在住、1965年5月8日生まれ。A型。牡牛座。愛称「まる子」。
好きな食べ物はハンバーグ、プリン。好きなタレントは山口百恵、山本リンダ。
入江小学校3年4組在籍。
髪型はおかっぱ。服装は、赤い吊りスカートをはき、季節によって春・秋は白い長袖ブラウスを着て、冬はその上に黄色いカーディガンを羽織る。夏は黄色いTシャツ、または顔の絵がプリントされた白いTシャツ(まる子は“顔の服”と呼ぶ)の設定が最も多い。また、夏には赤い半ズボンをはくこともある。
マイペースで楽天的な性格で怠け者であり、勉強嫌いで授業中は常に上の空状態。テレビ番組などの影響でオバサン臭い言い回しをよくしていて、周囲を驚かせることがある。石松そばのCMに出てくる「うぅ~ん、いけずぅ~」というフレーズを気に入って、それを覚えて以後、口癖となる。
忘れ物や寝坊が非常に多く呑気でおっちょこちょいな節が多々あるが、特に寝坊については筋金入り。姉のさきことは普段から喧嘩ばかりしているが、仲は良い。
そのおバカでお調子者な言動からよく怒られてばかりいるが、いじめられっ子を助けたり、生き物を大切にするなど、正義感のある優しい性格である。
教室では最後列の席に座っている。隣の席の穂波たまえとは1年生の頃からの親友。その他、とし子ちゃん、かよちゃん、城ヶ崎さんなどと仲が良い。
勉強が苦手で、特に算数や社会などの紛らわしい分野は苦手。またマラソンが大嫌いだが大会での記録は好成績であり、クラスメイトにも「足が速い」と評されている。また宿題で描いた絵が表彰されたこともある。
アニメ第1期ではクラスのほとんどの男子から「まる子」とあだ名で呼ばれていたが、現在では「さくら」と苗字で呼ばれている(過去の話をリメイクされたときはまる子と呼ばれている)。
番外編
番外編では友蔵とコンビの場合が多い。
番外編で探偵になったときは声の印象が変わっていた。
名前の由来
ちびだからちび丸、そして女の子だから子をつけて「ちびまる子ちゃん」になったらしい。
しかし作中では「さくら(さん)」、「まる子」、「まるちゃん」と呼ばれることが多い。
余談
まる子の声がTARAKO氏になった決定打はさくらももこと声が瓜二つと言っていいくらい似ていたからだと言われている。これはトリビアの泉でも紹介され、「さくらももこのオールナイトニッポン」の音声で検証されている。
実はTARAKO氏はまる子より5歳ほど年上である。そして、現実でまる子に一番近い歳だったのは初代おねえちゃんだった故・水谷優子氏だった。
作中ではまる子であった原作者・さくらももこは2018年8月15日に53歳の若さで亡くなった事が同年8月27日に公表された。この訃報にTARAKO氏は病気の事を全く知らされていなかったらしく、突然の事にショックを隠しきれなかった。
TARAKO氏はアニメの脚本も何本か手掛けている。