「貴様らに名乗る名前は無いっ!」
人、それを「概要」と言う。
TVシリーズ『マシンロボ クロノスの大逆襲』本編の主人公。天空宙心拳の使い手。推定年齢16歳。身長188cm、体重880kg(金属生命体なので人間よりも重いのは当然である)。
「ロム兄さん」も参照のこと。
ギャンドラーに謀殺されたクロノス族族長である父、キライ・ストールの意思を継ぎ、ハイリビードを守るために旅をしながら戦う。
登場シーン
毎回、登場する際に敵側に対し「待てィ!」と叫ぶ。
敵が何者かと姿を探すと、高い所から見下ろすように立っている。
敵に対し朗々と毎回異なる口上を述べ、最後に「人、それを○○と言う」と締める。
「貴様っ、何者だっ!」と名を問われると
「貴様らに名乗る名前は無いっ!」
と返答し、戦いが始まる。
様式美もここまで徹底して極めれば見事なものである。
彼自身この返答にはこだわりがある様で、返答する前にドリルが名乗ってしまった際にはジェットと二人がかりでドリルを踏んでいた。
スーパーロボット大戦では
『COMPACT2』三部作・『IMPACT』・『MX』・『X-Ω』に登場。
窮地に陥った味方部隊の前に颯爽と駆けつける頼もしい味方である。
当然、登場の折には前述の口上を決める。
スパロボなので敵役は毎回ロム兄さんとは番組上全く絡みのない連中だが、ちゃんと様式美を守っ…律儀に「貴様何者だ」などと訊いてくれる。『MX』では番組上全く絡みのない連中(アルテア、グン・ジェム、ブライ大帝)の問いにも音声がちゃんと入っている。
そしてそんな奴らにロム兄さんは今日も答えるのである。
「貴様らに名乗る名前は無い!」
X-Ωではシュバルツ・ブルーダーと共に東方不敗に向かって高笑いし、後に拳と拳を交わった事で意気投合したのか、新人ロボのモイモイに地獄の特訓を施している。
そして動作が同じでも技名が違うとツッコミを入れられている。
イベント『理想の世界』ではロンド・ギナ・サハクに向けて「自由」を題材とした口上を決めている。この時は叢雲劾(ムラクモ・ガイ)と行動していたらしいが、彼は台詞を言っておらず、囚われの身になって助けられたアンジュがツッコミを入れていた。
イベント『新天地!その名は…地獄』では、あしゅら男爵に「回天」を題材とした口上を述べた直後、ネジル・ネジールとヘボットに後の台詞を邪魔され、彼らを足蹴にした(中の人ネタと云える)。