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概要

CV:八奈見乗児(TVアニメ版)、江川央生(ゲッターロボ大決戦!)

ゲッターロボG』の敵勢力百鬼帝国の大帝。

外見は巨大な角を生やしてあごひげを蓄えた、赤い軍服姿の偉丈夫。髪およびヒゲの色はTVアニメでは黒、漫画版では白である。

アニメ版

物語の始まる30年ほど前に鬼によって構成される軍政国家・百鬼帝国を築き上げた暴虐な独裁者。恐竜帝国の滅亡を見届けると本格的な世界征服に乗り出した。

ハチュウ人類のようにゲッター線を恐れてはおらず、むしろ有用なエネルギーと捉え、帝国の軍備強化のためゲッター線増幅炉を奪うべく早乙女研究所を狙う。

逆らう者には容赦のない典型的な暴君ではあるが部下に対する配慮はある程度は踏まえており、グラー博士の懇願を聞き入れ彼の弟子で帝国を裏切った地虫鬼を処刑せず投獄で済ませようとしたり、最終回で奇跡の生還を遂げたヒドラー元帥に休息を命じたりしていた。

最期はグラー博士が開発した重力制御装置を搭載して浮上可能となった科学要塞島を操縦してゲッターロボに決戦を挑んだが、捕虜となりながらも脱出したハヤトの破壊工作により要塞島の外壁を破壊され、その部分にゲッタードラゴンシャインスパークを受けて要塞島共々爆死した。

本編中にその出自は明かされていないが、放送当時の雑誌によると少年時代に突然角が生えると共に超能力を得たミュータントで、その後自作した手術用ロボットで自身をサイボーグ化した事が語られた。

もとは北極で発掘された謎の物体の調査隊にガタイがいいだけで選ばれた、うだつのあがらない科学者であったが、物体内部のコアユニットに接触したことにより能力と角を移植され、ゲッターロボを倒すために謎の物体の正体であった宇宙船を改造し、百鬼帝国を築き上げた。

ゲッターロボGに追い詰められた帝王ゴールに止めを刺した。

アトランティス人との三つ巴の戦いで策略によりアトランティス人を滅ぼすのに成功するが、ウザーラの重力制御により宇宙へ放逐。(部下のグラー博士が無断で)自爆装置でもある最期の百鬼獣・百鬼羅王鬼でゲッタードラゴンを共に倒そうとする寸前で逆転。ゲッタードラゴンのシャインスパークを受けて百鬼帝国共々消滅する。

しかし未来においてゲッターエンペラー撃滅をはかる勢力によりサイボーグ化され、真ゲッターロボロールアウト直前に、地球に巨大鬼となって無数の百鬼獣と共に出現。ゲッターおよびゲッタードラゴンを追い詰めるも、起動した真ゲッターに倒される。

その後は暴走し地下に埋もれたゲッタードラゴンの傍で研究を続ける早乙女博士の傍に、ゲッター線に取り込まれ帝王ゴールとともに霊体となって現れ助言を続ける。

真ゲッターロボ

真ゲッターロボ世界最後の日』においてはゴールと共にクローン体が登場した。

その正体は神隼人の遺伝子をもとに作られたバイオ兵器であり、バズーカを受けてもびくともしない強固な体と念力を持つ。一度は真ゲッター1の放ったゲッタービームでゴールと共に消し飛ばされる。

しかし、インベーダーに寄生されたことで上半身がゴールの破片と融合してゴーゴン大公のような姿になり巨大化ゲッター3のコックピットを破壊して早乙女博士と巴武蔵を殺害するも、重陽子ミサイルの着弾に伴う爆発に巻き込まれ絶命する。

漫画版同様にゲッターチームに追い詰められたゴールに止めを刺した直後に出現した。

恐竜帝国とゲッターチームの相打ちを待っていたつもりだったであったようだ。

ウザーラに乗り込んでゲッターと戦うも敗れ去って死んだ。がプロフェッサーランドウにより復活する。

Cv:川上彩

巨大アミューズメント企業「HYAKKIランドグループ」の女社長。練馬とし○えんをも凌ぐ巨大遊園地を作ろうと目論む。経営センスは高いが、生活力はゼロで、家事はお湯を沸かすこともろくにできない。

EX時には科学要塞島型の小型飛行機械に搭乗。

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