- 「破壊者」を意味する英単語(Devastator)。
- ダグラス社が開発し、アメリカ海軍に採用された艦上雷撃機→TBD
- タカラのOVA作品→D-1デバステイター
- 映画『トランスフォーマー リベンジ』に登場するキャラクター。本項で解説
概要
建設車両に変形するディセプティコン・コンストラクティコンズの戦士達が合体して誕生する超巨大トランスフォーマー。
初代アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場した、日本のTFファンには「デストロンの巨人兵デバスター」として知られるキャラクターが元ネタ。
合体要員は2019年の玩具によればランページ、スクラップメタル、ロングハウル、ハイタワー、ミックスマスター、スクラッパー、オーバーロード、スカベンジャーの8体。
圧倒的な巨体とこれによる破壊力を誇り、最大の武器である頭部及び口を大きく展開する大型吸引装置「ヴォルテックス・グラインダー」であらゆるものを吸い込み、粉砕する。設定では「デバステーター」はサイバトロン星の赤道で発生する大型台風に因んでつけられたもの。
恐ろしい外見だが、いかにも男性の睾丸を思わせる位置に二つの鉄球が付いているという下ネタを備えている。
シモンズ、レオ、ツインズの目の前で合体、その姿を現す。一般人や様々な物を吸い込みながら襲い掛かる。
ツインズとの交戦を経てピラミッドの頂上付近を破壊し、中に隠された兵器を発掘していた。ちょうどその頃、シモンズが海軍に機密兵器・レールガンを要請、それが直撃して駆逐された。
前作たる1作目に登場した、M1エイブラムス戦車に変形するディセプティコン戦士も同じ名前だが、あちらは後にブロウルと命名されたことからも分かるように無関係である。原因はどうやら名前の伝達ミスらしい。
余談だが、あまりにもパーツ数が膨大なためか、レンダリング中にILMの作業機に問題が起きたという逸話がある。さらにこの一件、ソフト版の特典映像ではデータを送信したらPCが爆発してスタッフが黒焦げになるというギャグ調に表現されている。
玩具
映画放映当時の玩具「RD-16 デバステーター」は、巨体を支えるためか、個別の変形は省略されている上、本編の八体合体ではなく六体合体であった。
2014年の「EZコレクションDX デバステーター」では、個別変形ができ、合体時の見た目も劇中に近づいていた。しかし上記したメンバーの内、ハイタワーの先に合体する個体(スクラップメタル)が欠けており、やはり再現度は今一歩に終わった。
そして
2018年10月、ロンドンで行われたMCM Comic Conのパネルカンファレンスで、デバステーターがスタジオシリーズで登場することが明らかとなった。
発表されたランページとスクラップメタルとロングハウルを皮切りに、2020年までには八体全員が発売されるのだという。
現在判明している発売時期及びクラスは
2019年
4月ランページ ボイジャークラス
スクラップメタル デラックスクラス
7月ロングハウル ボイジャークラス
8月ハイタワー デラックスクラス
2020年
ミックスマスター ボイジャークラス
スクラッパー ボイジャークラス
オーバーロード リーダークラス
スカベンジャー リーダークラス
発表があり次第随時更新
関連動画
- 合体から撃退されるまで
- 劇中での変形がわかりづらかった人向け
- EZコレクション版のレビュー動画