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編集者:さんぽ
編集内容:劇中での活躍を編集しました

「おや、誰かと思えばはぐれ者の太夫さん。三途の川なんかお気に召さないだろうに……何で戻って来たのやら?」

CV:湯屋敦子

データ

【身長】一の目・191㎝→二の目・47.7m

【体重】一の目・83㎏→二の目・20.7t

概要

和服の女性の様な、暗い怪鳥の様な姿を持つアヤカシ。本編に登場した一般怪人としては唯一の女性怪人であり、『陰摩羅鬼』と言う妖怪の伝承のルーツとされる。

上記の姿をより詳細に説明すると、先ず赤と黒で左右非対称のカラーリングをした和服を思わせる上半身を持つが、下は丈の短いスカートの様になっており、その下からは赤い鱗で覆われた鳥の様な両脚が露出している。

髪もまるで漆黒の鳥の翼の様な形になっており、片目が隠れる程長い。

だが最大の特徴は、何と言っても目を大きく見開いた怪鳥を思わせる形の、巨大な嘴の付いた右腕であり、これは戦闘に於いて大砲として使われる。余談だが形状はハシビロコウに近い。対する右腕は赤い鎧に覆われたかの様だ。

そして怪鳥らしく右側に黒い片翼が生え、左肩も黒い羽で覆われており、腰の後ろにも同様の黒い尾羽が生えている。

性別は一応女性だが、その顔立ちも外道衆らしく優しさも嫋やかさも無い、酷薄な鬼女其の物と呼ぶに相応しい。

武器は骨のシタリ三途の川鬼火から作り出した「鬼火弾」で、これを肩に装着して携行。上記の巨大な怪鳥の嘴の形をした大砲から、強力な弾丸の様に発射して人々を襲う。この「鬼火弾」は火のモヂカラに反応してどんどん燃え上がる性質を持つ為、炎を操る者は特に注意しなければならず、シンケンレッドにとっては天敵と言っても過言では無い。

封印の文字を扱える一族にして、火のモヂカラを内に宿す志葉家抹殺の為にシタリから送り込まれた殺し屋であり、彼女自身も羽根に紛れての瞬間移動能力で神出鬼没に現れては相手を狙う為、油断ならないヒットマンである。

劇中では長らく触れる機会が無く忘れられがちだったが、はぐれ外道である薄皮太夫を快く思わないアヤカシは多い。このヨモツガリも過去のロクロネリ同様、その例に漏れず最初は彼女の事を見下し、舐め切っていたが、精神的に成長した太夫の気迫に圧倒され、認識を改める事となる。

劇中での活躍

血祭ドウコクを倒す切り札とも言うべき「封印の文字」の継承者・丈瑠の抹殺を目論み、シタリや太夫共々この世へ侵攻。

シタリの目論見通りに鬼火弾はレッドに対して抜群の効果を発揮し、瞬間移動能力を駆使して執拗に襲い掛かるが、鬼火弾で身体を蝕まれるレッドは自ら囮となり、神社まで撤退してきた彼に背後から止めの一撃を発射するが、相討ちを狙ったレッドの策に嵌ってしまい、外道覆滅を受け倒される。

その直後、二の目となって巨大化すると、ダイカイシンケンオーを瞬間移動能力で翻弄し、合体解除に追い込むが、もう1人のシンケンレッドが操縦する獅子折神が突如出現。火炎で動きを封じられた所へ、止めの五角大火炎を喰らい爆散した。

火のモヂカラの持ち主を跡形も無く焼き尽くす筈の鬼火弾だが、丈瑠を焼き尽くすには至らなかったことでシタリは疑念を抱くことになった。

余談

モチーフは和服の女性と怪鳥で、名前の由来は黄泉比良坂+狩り

現代の伝承で、『陰摩羅鬼』と言う妖怪は黒いの様な姿を持ち、口から炎を吐く化け物らしく、ヨモツガリの右手から弾を撃ち出す様子がそのルーツになったと思われる。

声を演じた湯屋女史は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演となった。

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編集者:さんぽ
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