曖昧さ回避
- エースコンバット7に登場する原子力潜水航空巡洋艦→アリコーン(エースコンバット)
概要
角と翼の生えた馬は歴史的にはアケメネス朝時代のアッシリアの印章に登場しており、悪の存在とされいた。しかし一部の研究者からは光の存在とされていた側面もあると言われている。
その後、このアッシリアのこととは無関係にユニコーンという存在がキリスト教文化の中でシンボルとしてヨーロッパ社会で広まっていく。
そして19世紀になって隆盛した芸術文化において、このアッシリアの印象から刺激を受けて「翼の生えた特別に神聖なユニコーン」を表現する創作物がいくつか生まれるようになった。いってしまえヴば一時的な流行であった。
この有翼のユニコーンのことは俗語的にユニコーンとペガサスを合体させたかばん語として、「ユニサス」、「ユニペグ」、「ペガコーン」などと言われたりしたが、もっと厨二的で格好良い呼び方として、錬金術でユニコーンの角をあらわしていたアリコーン(Alicorn)を有翼のユニコーンの総称にしようと誰かが言い出し、それなりに広まった。
とはいえ、アリコーンという呼称はかなりマニアックなものだったのだが、21世紀になってからマイリトルポニーで「有翼のユニコーン」を表す呼称としてアリコーンという呼び名が公式設定に組み込まれて、一躍知名度を広げることになった。
現代のサブカルチャーでユニコーンに翼を生やしたモチーフはよく見られるが、それに特別な名前はつけられずにペガサスかユニコーンと呼ばれることの方が多いのもあって、注釈なく「アリコーン」とのみ呼ばれるとマイリトルポニー関連であることが多い。