大空魔竜版
「フェイスオープン」の掛け声と共に、まさしく、その名の通りに顔の装甲をブッ飛ばして、ヒーローらしからぬ凶悪な顔をさらけ出す。
「超兵器ヘッド」と呼ばれており、超破壊力を持つ様々な兵器が搭載されている。
LOD版
こちらも「フェイスオープン」の掛け声と共に、頭部はマスク部分が熱を放出する程度の変化だが、こちらは胸部の顔の装甲を排除して放熱プレートをさらけ出し、その熱で機体は黒色化する。
いわゆる「リミッター解除」の状態になり、出力が通常の4倍になる、当然、パイロットの炎の力(精神エネルギー)も4倍消費してしまう為、下手をすれば命を落としかねない諸刃の剣である。
のちに制御システムである「リミッターボルト」が追加され、炎の力を使い切る前にシステムを強制終了できるようになる。その際、「クローズドフェイス」で飛び散ったパーツが戻ってきて張り付き、通常状態に戻る。
特に、ファンの間では「伝説の13話」と呼ばている、第13話「衝撃!キャプテンは父さん!?」時のフェイスオープンは、「スーパーロボット大戦」の戦闘デモに採用される程に、この作品のフェイスオープンを象徴しているエピソードになっている。
真龍ハイドロブレイザー
リー・ジェンシの真龍拳の奥義を取り入れ、ハイドロブレイザーを限界ギリギリまで高圧縮し、白熱化させた超エネルギー球を、相手に放つ、または、投げつける超必殺技である。
ガイキング・ザ・グレート
正式な名称は「フェイス・オープン・ザ・グレート」。
ガイキング・ザ・グレートの状態でフェイスオープンをすると、こちらも4倍の出力になる、それは、通常のガイキングの実に40倍の出力という、まさに、究極で最強の炎の巨人、荒神と呼ぶに相応しい姿となる。
この状態ではライキングとバルキングのパーツにまで熱を伝わることとなるため、ガイキングの胸部の放熱プレートをも排除、心臓部まで完全に丸見えの状態となる。
当然の事ながら、通常の40倍のパイロットの炎の力(精神エネルギー)を使う為ごく短時間しか使えず、そのうえ終了後は強制分離するため最終手段として温存していた。
その他
転じて、仮面などを外して素顔を晒した時、ロボットやアンドロイド等が顔の装甲やパーツを外して中身を晒した時などにも使われたりもする。
また、ロボットのマスク部分だけが出た場合にも使われるたりもする。
一例
『機動戦士ガンダムF91』の「ガンダムF91」
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の「クロスボーンガンダム」
『機動武闘伝Gガンダム』の「シャイニングガンダム」
『コードギアス~亡国のアキト』の「アレクサンダ」
関連画像
大空魔竜版 | LOD版 |
余談
LODで登場した魔炎超魔竜ドボルザークの頭部のデザインは、大空魔竜版のフェイス・オープンによって露わになる超兵器ヘッドになっている。