概要
ロボットなどが装着している外部装甲(又は本来の装甲)を脱ぎ捨てる(パージ)こと。
重たい装甲を排除することで、防御性能が落ちる代わりに素早い動きが可能となり、回避性能と攻撃力が上がる。言わば背水の陣な演出でもある。
一種のリミッター解除的な働きを持ち、これにより本来の性能が発揮できるようになる場合も多い。
描写としては以下の場合がある。
- 損傷の度合いが酷くなって、用をなさなくなった外部(二次)装甲を排除する。
- 重量を軽減して機動性を上げるため、非常手段として本来(一次)の装甲を排除する。
- 追加装甲がミサイルポッド等の追加武装を兼ねており、それが弾切れになったので破棄。
関連機体
ブラックサレナ:エステバリスに装甲とブースターを付けており、パージも可能。ただし性能は落ちる。
ビルトビルガー:ジャケット・アーマーをパージすることにより、高機動モードへの移行が可能となる。
ガンダムNT-1 アレックス:複合装甲チョバムアーマーを装備した形態があり、攻撃を受け切った上でパージして反撃するという戦法を使用した。
メテノ:HPが半分になると外殻が割れてコアが姿を現す特性「リミットシールド」を持つ。
ライデン:『電脳戦機バーチャロン』のムック小説内で一次装甲を排除して機体重量を軽減する描写があり、『オラトリオ・タングラム』以降は機体の特殊アクションとして再現された。
レッドミラージュ:バッシュ・ザ・ブラックナイトとの戦闘時、対象よりも機動力を上げるため装甲を始めとした部品を捨て、短期決戦に持ち込み勝利した。
デュエルガンダム:アサルトシュラウドと呼ばれる追加装甲&火力強化装備形態があり、フォビドゥンガンダムの一撃をあえて受けてパージ、ビームサーベルによる近接戦闘で対象を撃破した。
ゼファーガンダム:フォームⅢと呼ばれる増加装甲&火力強化がなされた形態から、ジオンのMSの攻撃を受けたことで装甲をパージし白い悪魔と同じ姿を現した。
ライガーゼロ:漫画版において重荷となっていたタイプゼロの装甲を排除して素体となった。
フルアーマーユニコーンガンダム:素体であるユニコーンガンダムに大量の武装を配備した形態であり、作中で使い切った武装を随時パージしていくことで下がったパワー・ウェイト・レシオを取り戻していく戦術が取られた。
関連タグ
パージ ボディパージ フェイス・オープン からをやぶる 脱衣
瞬脱装甲弾:装甲を弾け飛ばす事で攻撃をする
キャストオフ:装甲を弾け飛ばす事で攻撃「も」する
雪音クリス:「アーマーパージ」という彼女固有の技が存在し、使うと全裸になる。ただし性質はキャストオフに近い。
アーマーブレイク:相手によって装甲が破壊されて脱落する現象。
極アームズ:仮面ライダー鎧武の主役ライダーの最強フォーム。中間フォームのカチドキアームズの鎧をパージするかたちで変身する。