概要
チョバム(Chobham)は地名。
イングランド南東部のサリー州(the county of Surrey)サリー・ヒース自治区(Surrey Heath)チョバム村。
ここには軍用車両技術研究所(Military Vehicles and Engineering Establishment)があり、ここで開発された「セラミック複合材(ceramic composites)と非爆発性反応装甲(Non-explosive reactive armor)を併用した特殊装甲」が「チョバム・アーマー(chobham armour)」と呼称される。『チャレンジャー1』の記事も参照。
pixivでは(というより日本では)ほぼ『機動戦士ガンダム』シリーズのOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場するモビルスーツ RX-78NT-1のオプション装備として開発・製造されていた増加装甲パーツを意味する。
こちらは「セラミックス複合外装による爆発反応材質(Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials)」の略語として「CHOBAMアーマー」とされている。
さらに特定世代の人々の中には、着用者の自由を奪う「封印の鎧」や、中から野菜や果物が出てくる段ボールの鎧を想起してしまう人もいるとかいないとか。
BB戦士No.37 RX-78NT-1はチョバムアーマーにオリジナルのフェイスパーツがあり、本体から外したアーマーを合体させると支援メカチョバムタンクになるというギミックがある。
BB戦士No.40ケンプファーはオリジナル要素としてケンプファー用チョバムアーマーがあり、ケンプファー本体の武装であるジャイアント・バズとシュツルムファウストをマウントして支援メカに変形可能。
その後も複数のモビルスーツに対し、本体と並行してチョバムアーマーが開発されていた設定が付与されたり、実戦で使用した描写が為される例もある。
『スーパーロボット大戦』シリーズでは、『ポケットの中の戦争』が参戦していないタイトルでも強化パーツの一種としてチョバムアーマーが起用されることが多い。
装備するとHPと装甲値がアップするが、ダンバイン(全高約6.9m)にも装備できるチョバムアーマーがガンバスター(頭頂高200m)にも装備できてしまう。どんな形状のアーマーなのか…まぁ他の強化パーツにも同じことが言えるのだが。