傾斜装甲
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けいしゃそうこう
斜めに配置された装甲。
主に、戦車の設計に取り入れられたものを指す。
1辺50mmの正方形の対角線は約70mmある。つまり、厚さ50mmの装甲板を45度傾けて設置できた場合、水平に飛んでくる弾丸に対しては実質的に厚さ70mm分の装甲となる。
また、命中した弾丸が傾斜に沿って逸れるため、同じ厚みの垂直装甲と比べて防御力が増す。
この効果は傾斜角の大きさに比例して二次関数的に増加するため、傾斜の度合いが水平に近いほど防御力の向上が見込める。
ただし、垂直装甲を取り入れた場合と比べて内部が狭くなりやすく、この場合は機器類の搭載や乗員の活動しやすさに悪影響を及ぼす。
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