ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

シルバーピジョンの編集履歴

2020-02-13 21:04:39 バージョン

シルバーピジョン

しるばーぴじょん

かつて存在した、三菱重工業によるスクーターのブランド。

概要

かつて存在した、三菱重工業によるスクーターのブランド。


太平洋戦争の敗戦後、GHQ財閥解体により旧三菱重工業から分裂した中日本重工業(後に再び三菱重工業に改称)が、1946年にスクーターの生産を開始。

以降、様々な排気量やサイズのモデルをラインナップしてきた。

戦後復興期の日本においては、富士重工業ラビットと並ぶスクーターブランドの双璧であった。


後にホンダも加わり、スクーター市場で三つ巴の市場争いを展開した。

当時は中小企業に過ぎなかったホンダ相手には優位に立ち、高いシェアを保った。


1961年、三菱は軽自動車市場に参入。

この成功が契機となり、それまで製造していたシルバーピジョンやオート三輪を廃止し、自動車産業へ転換することが決定。

こうして1964年にシルバーピジョンは生産終了した。


余談

「太平洋戦争で飛行機を生産していたメーカーが、戦後にスクーター屋に生まれ変わる」という経緯は、ラビットを製造した富士重工業とよく似ている(富士重工業の前身は中島飛行機)。

後に自動車産業にシフトし、更にハイパワー4WD車でWRCに挑戦する点まで共通しており、両社の因縁、具体的に言えばランサーエボリューションインプレッサの関係はこの頃から既に存在していたと言える。


関連項目

バイク スクーター

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました