言葉としてのウェポン(weapon)とは、「武器」「兵器」を意味する言葉である。
ファイナルファンタジーVIIにおいては特別な用語として登場する。
ファイナルファンタジーⅩⅣ漆黒のヴィランズにおいても、Ⅶのオマージュとしてウェポンシリーズが実装された。
ファイナルファンタジーVIIのウェポン
星に危機が迫った際に現れるとされる守護者的な存在。
FF7劇中においては、メテオが発動したことにより活動を開始するが、その矛先はもっぱらメテオとその元凶たる存在よりも神羅カンパニー及び人類に向けられることになる。
外見としては機械とも生物とも言えない独特の形状を持ち、なおかつ非常に巨大。
無印FF7では実際に戦えるのはアルテマウェポンのみ、その多くはムービーあるいは設定上のみの登場となったが、インターナショナル版(及びインターナショナル版準拠のPC版等)ではエメラルド・ルビー・ダイヤが追加ボスとして登場した。
その戦闘力
設定上では、人類の技術では到底倒すことのできない強大な存在とされている。
しかしダイヤウェポンは魔晄キャノンに改造されたシスター・レイの一撃を持って撃破に成功しているため、人類の技術はウェポンをも上回るものとなったといえる。
さらに、アルテマ・エメラルド・ルビーに関しては普通に生身で戦闘を挑んだクラウドたちに撃破されることとなるため、「もはやクラウドたちは人間ではないのでは?」とファンの間で語られることもしばしば。
無論、アルテマはともかくエメラルド・ルビーに関しては廃人レベルまで鍛え上げなければ決して楽に勝てる相手ではないため、ウェポンが人智を超えた強大な存在であることには変わりがないのだが。
…サファイアウェポン? 悪いな、覚えてない。
劇中に登場するウェポン
ファイナルファンタジーⅩⅣのウェポン
新生エオルゼアの時点でアルテマウェポンが登場していたが、当時はウェポンシリーズという括りではなく単独のボスとして登場していた。
その後、パッチ5.2より追加されたクロニクルクエスト「ウェルリト戦役」にて正式にウェポンシリーズが登場する。
こちらのウェポンはガレマール帝国が開発した文字通りの「兵器」であり、アルテマウェポンの後継機という形で開発された。
アルテマウェポンの持っていた蛮神の力を吸収する能力を再現しており、吸収した蛮神の力で武装や装甲を変化させることができる。
また、コアの疑似聖石にインプットされた帝国軍の猛者たちの人格データをパイロットに投射することで、その人物の戦闘技能をコピーさせることが可能。
更に切り札として、コアとパイロットを融合させてコアの人格を完全再現する「オーバーソウルモード」が搭載されており、絶大な力を発揮する一方で発動した時点でパイロットの人格は消滅してしまう。
パッチ5.1のラストでこのウェポンシリーズのプロトタイプと思われる「アーチ・アルテマ」が登場していたが、こちらは機体の背中部分に被験者が剥き出しの状態で融合させられていた。
こういった異質な特徴ゆえかかつての霊災を再現するなど超常的な現象をも引き起こしており、その性能はオリジナルであるアルテマウェポンを凌駕している。
劇中に登場するウェポン
アルテマウェポン…ベースとなった機体。古代アラグ帝国の遺産。とあるダンジョンでは「プロトアルテマ」という敵も登場する。
アーチ・アルテマ…プロトタイプ。ガイウス・ヴァン・バエサルやその部下の戦闘データが搭載されている。
ルビーウェポン…「APW-Ⅲ」。ネール・ヴァン・ダーナスの人格データが搭載されている。