概要
原作者は永井ゆうじ。
2006年7月号に予告漫画として小学館「月刊コロコロコミック」に登場し、翌8月号から同誌で連載開始された。
2013年1月号に連載が終了するが、2月号より『ペンギンの問題+』リニューアルして連載が再スタートし、2014年11月号を持って正式に連載終了。
テレビアニメはテレビ東京系列「おはコロ」内で2008年4月から2013年3月まで放送された。
2009年には劇場版「幸せの青い鳥でごペンなさい」が劇場版デュエルマスターズと二本立てで公開。
ストーリー
きりかぶ小学校、5年1組に在籍するペンギン小学生の木下ベッカム。
ツッコミどころ満載のスーパー問題児が、次々と問題を巻き起こし周りを巻き込んでいく。
おもしろすぎて「ごペンなさい」!
登場人物
主人公で、ペンギンらしく見た目は愛くるしいが、校長のかつらを盗って捨てる、お札をラーメンの具にする、小学館に掲載されているくせに週刊少年ジャンプを持ち歩くなど、一部の読者の機嫌を損ねる事を平気でやらかすため、賛否が別れている(尚、ジャンプ関連のネタは+の最終回でもやらかした)。因みにロナウドという弟がいる。
突っ込み役で度々ベッカムの被害に巻き込まれる少年。柔道を習っており突っ込みはかなり切れがある。
ヒロインかつ突っ込み役。バトルマニアで激闘が繰り広げられると目の色を変えて実況をする。
ベッカムを母のように見守る優しい老婆。だが戦闘力は作中トップクラス。
リス。原作でも結構扱いが酷いがアニメ中盤以降だとなおと以外から無視される扱いを受けている。この流れは原作の話が短い際などの一種の尺稼ぎなのだが、はっきり言っていじめ以外の何物でもない為ちょくちょく批判される。
常に全裸で生々しい故、モザイクがかけられている。
現実なら猥褻罪で刑務所行き確定なキャラである。
モヒカンが特徴の無口な少年。モヒカンは着脱可能でチャーシューや電話になったりする為色々と謎が多い。下記の岡本5兄弟のペンギンとは生き別れた兄弟である。
ベッカム同様ペンギン。銀剥がしや袋とじ等が原因で度々ベッカムとバトル展開に勃発する。いわゆるライバル系のキャラなのだがバトルの原因は勿論、それ以外の時でもベッカムの被害にあって酷い目に合うのがオチ。アニメだとより酷くなっている。
・その他
- 嵐山先生(CV:志村知幸)
- 松浦先生(CV:寺田はるひ)
- 岡本デイブ(CV:志村知幸)
- 岡本ブライアン(CV:川田紳司)
- 岡本アレックス(CV:愛河里花子)
- 岡本エミリー(CV:寺田はるひ)
- 岡本チャック(CV:後藤沙緒里)
- 山口クリス(CV:折笠愛)
- 森シュナイダー(CV:川田紳司)
- 木下カティ
- 山本ボビー
- 渡辺エリザ
- 松本ハデス
余談
連載当初はでんぢゃらすじーさんやケシカスくんと並び、コロコロコミックを代表する漫画であり、アニメ以外にも多数のホビーやゲーム化もされている(このうちゲーム2作目はシリアスなシナリオ等により結構な良作である)。
特にアニメ放送中で商品化が盛んだった08〜10年頃はメタルファイトベイブレードやイナズマイレブンなどとともに何度も表紙のメインを飾った。
時代の進行と共に表現の規制により、下ネタも多めな本作も例にもれず影響を受けた(ゴードンのモザイク等)。
2014年11月号で連載終了したが、この号はちょうど『ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア』の体験版シリアルコードが付録としてついた号でもあった。かつてコロコロコミックを愛読していた少年・少女達が成長して、ポケモン目当てに久しぶりに本誌を購入したら本作が最終回だったことに驚いた声も結構あったり。
関連イラスト
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ペンギンの問題 変身ベッカムダイジェスト