「失礼、エネトロン貰いますよ」
「ゴミが!邪魔だ!邪魔だ!」
データ
身長:196㎝
体重:257㎏
製造モチーフ:掃除機
メタウイルス:「吸い込む」SUIKOMU(青)
識別ナンバー:S-02
推奨動作環境:一般家庭(4LDK程度・南向き)
オーダー:エネトロンを動力源とする全ての製品からエネトロンを吸いつくす
概要
エンターが須上家の主婦の使用していた掃除機に「吸い込む」のメタウイルスをインストールする事で製造されたメタロイド。青と灰色を基調としたスタイリッシュな体形をしており、顔には目が縦に4つ並んでいる。サイクロン式のエネトロンクリーナーで武装しており、これでエネトロンを動力とする家電製品からエネトロンを吸引、左肩にあるダストカップに蓄積すると言う掃除機らしい能力の持ち主である。尚、ダストカップは満タンになったら交換が可能で、クリーナーも弾丸を発射したり、アタッチメントを短剣に交換する事で戦闘に使用出来る。
人格に関しては誰に対しても敬語で話すが、性格はテンションの低いダウナーなそれで、やる気も愛想も無い気だるげな態度と言動を取る。その癖自身の邪魔をされると逆上し、攻撃力が上がると言う何とも扱い辛い性質もこのメタロイドの特徴である。
活躍
須上家に何故かエプロン姿で潜入したエンターの手で、主婦が使っていた掃除機に「吸い込む」のメタウイルスをインストールされて誕生。
駐車場で自動車からエネトロンを吸収していた所にゴーバスターズが駆け付けるが、自身は戦おうとせずにバグラーを嗾けて自身はオーダーを優先。「全く、余計な手間取らせないで欲しいですよ…」と愚痴る中、其処へビートバスターとスタッグバスターが突如乱入したため、その混乱に乗じて撤退する。
その後、エンターの指示で大型トラックの荷台に乗り、すれ違う車両からエネトロンを吸収しようと動き出す。
すると例によって再びゴーバスターズが駆け付け、「お前達……本当に私を怒らせてしまいましたよ?死んで貰いましょう!」と再び妨害された怒りから3人に襲い掛かる。
持ち前のパワーで苦戦させるソウジキロイドだったが、その最中に3人はメガゾードの討伐に移ったため残りのビートバスターとスタッグバスターの2人と交戦する事となるが、結局は両者に圧倒された末、最期は2人がエネトロンをチャージして放ったモーフィンブラスターの射撃を受け爆散した。
戦いの後、彼が無数のダストカップに蓄積したエネトロンはマサト達がトラックごと勝手に持ち去っていった。
一方、タイプγのメガゾードに自身のデータをダウンロードしたソウジキゾードは、ゴーバスターエースを吸い寄せる事でゴーバスターオーへの特命合体を妨害するも、RH-03ラビットの銃撃に怯み、GT-02ゴリラのバナナミサイルを皮ごと吸い取ろうとしたためにハイパワークリーナーが詰まってしまい、最期は特命合体したゴーバスターオーのディメンションクラッシュを受け爆散した。
余談
モチーフは言うまでもなく掃除機。
識別ナンバーのS-02の由来もそのまま「掃除」でそ(So)うじ(02)となる。
声を担当した吉野氏は2010年に上映された『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー銀幕BANG!』にて、ホムラコギの役で既にスーパー戦隊シリーズ初出演しているが、TVシリーズ本編への出演自体はこのソウジキロイドが初である。
吉野氏は当作品のED曲『キズナ~ゴーバスターズ!』を歌う「謎の新ユニットSTA☆MEN」
のメンバーで、チューバロイドの声を演じた諏訪部順一氏に続いて2人目の出演者となった。
敬語や喋り方も相俟って中の人繋がりで彼を想像した人もいるのではないだろうか。
関連タグ
掃除機オルグ:『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場した怪人で、同じく掃除機&器物モチーフ。登場回が同じく第15話である点も共通している。
ザクロバキューム、カワズガミ、バキュームバンキ:掃除機オルグ以降の掃除機繋がりの先輩達。
ソウジキシャドー『烈車戦隊トッキュウジャー』に登場する掃除機繋がりの後輩。