※この記事はネタバレを含みます。ジャンプ派以外の方は気を付けてください
概要
四皇の一人・カイドウが総督を務める「百獣海賊団」において、総督と3人の“大看板”に次ぐ幹部である“真打ち”の中でも最強とされる6人の総称。
当初はX・ドレーク、ページワンの2名のみ先行して登場していたが、“火祭りの夜”当日にカイドウ・オロチ一派による鬼ヶ島での宴席ではじめて揃い踏みとなった。
腹に一物を抱えた曲者揃いであり、中には“大看板”の地位を狙う者もいるなど、チームとしての統率力は感じられない。しかしながら、悪魔の実やSMILEの能力者が数多く存在する海賊団の中でもカイドウから期待を寄せられるだけの高い実力を有していると考えられる。
メンバーは性別・種族様々な人物たちで構成されており、ドレークを除く5名は頭部に二本角が生えている(生来のものなのか単なる装飾なのかは不明)。
スクラッチメン・アプーによると宴会の場でのノリが悪い模様。
名前の由来は、歌舞伎演目『勧進帳』の“飛び六方(六法)”から。
構成
X(ディエス)・ドレーク
リュウリュウの実 モデル“アロサウルス”(動物系古代種)の能力者。
2年前、ルフィやゾロと同じく“11人の超新星”の一人に数えられたドレーク海賊団船長。
カイドウから与えられる任務に従う一方で、実は海軍本部機密特殊部隊「SWORD」の隊長も務めており、随時国外の同志に状況報告を続けている。
ページワン
リュウリュウの実 モデル“スピノサウルス”(動物系古代種)の能力者。
当初は恐竜の姿で登場していたが、火祭りの夜にて人間の姿で登場。チューリップ帽にマスクを着用し、前髪を伸ばして右顔半分を覆い隠しており、左目元以外を隠すような出で立ちをしている。
初登場時こそ、都の家々を破壊してまでサンジをあぶり出そうとする粗暴で冷酷な振る舞いをみせていたが、飛び六胞の集結時にはうるティの言動にたじろぐ、一人だけ体育座りのような体制で縮こまっているなど控え目な姿をみせている。うるティからは「ぺーたん」と呼ばれている。
うるティ
能力不明。
野牛のような大きな二本角の生えた女性。ページワンからは「姉貴」と呼ばれていることから彼とは姉弟関係にあるとおもわれる。口を慎まない性格で、カイドウやクイーンのことでボヤいたり、溺愛する「ぺーたん」を馬鹿にしたササキに口汚くカミつくなどしている。
フーズ・フー
能力不明。
顔の上半分を覆う黒いマスク(ヘルメット?)を被った長身の男性剣士。冷静沈着な野心家で、大看板の地位を狙う発言をしている。騒ぐうるティやページワンのことを「クソガキ共」と吐き捨てている。
ブラックマリア
能力不明。
花魁のような出で立ちの巨大な女性で、飛び六胞の中では一番の巨体の持ち主(巨人族?)。うるティのことはかなり気に入っているらしく、口汚くササキやページワンに噛み付く彼女をみながら「大好物♡」とつぶやいている。
ササキ
能力不明。
鋭い牙が生え揃った大男で、大きな軍帽にコートを羽織り、足には下駄を履いている。嫌味な性格なのか、大看板の座を狙う話題の中でノリ気でないドレークや、先の戦いで失敗したページワンを挑発するような発言をしている。