※この記事には単行本未収録話のネタバレが含まれています。 |
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概要
海軍の機密特殊部隊。
主な任務はスパイと思われるが、詳細は現状不明。アニメ版ではある支部の汚職を秘密裏に査察する事も行っていた。
同じ世界政府に属する組織だがサイファーポール、特にCP-0との仲はあまりよろしくない模様。実際ワノ国編では殺し合いにまで発展したが、映画『FILM RED』では協力している。
メンバーは海兵の認識番号であるマリンコードを返上している(謂わば辞表提出済みの)ため、海軍からは半ば独立した遊撃隊として、いざという時には命令を無視して活動可能。
隊長であるドレークさえ、表向きには海賊として名を馳せているのも、こうした立場の特異性を利用した結果である。
辞表を預けている状態であってまだ辞めているわけではないため、昇格や戦闘による怪我の治療の際に海軍の病院に入院するなどは可能。
四皇などの許可無しで戦ってはいけない勢力とも独自の裁量で戦う事が出来るが、逆に海軍側も彼らの行動に責任を持つ必要はなく、仮に敵の捕虜や人質になるなどで邪魔になればいつでも処分が可能とのこと。
メンバーの多くが世界最高の頭脳を持つベガパンクの衝撃発表を聞き何らかの心当たりがあるような言動を取っており何らかの重大な秘密を知っていると思われる。
組織構成
隊長
CV:竹本英史
隊員
CV:土井美加
- 海軍本部大佐。元アルビダ海賊団航海士兼雑用。
- ロッキーポート事件で市民を守った英雄。
- アニメオリジナル『エピソードオブルフィ』では秘密裏に海軍支部准将ビリッチの査察を行っていた。
CV:永野善一
- 海軍本部少佐。元海軍第153支部大佐"斧手のモーガン"の息子。
- コビー同様『エピソードオブルフィ』の査察に参加しており、原作に先行して『FILM RED』でメンバーだと判明。
- 原作者によると、映画に合わせて原作を変えたとのこと。
CV:日野聡
- 海軍本部少将、グニョグニョの実の能力者。
- あだ名は”王子”。長いつばの海軍帽子を被っている。
CV:三上枝織
- 海軍本部中佐
- サカズキ同様広島弁に近い喋り方をする女性。コビーの後輩であり慕っている。
CV:井上麻里奈
その他、ドレークが率いていた海賊団の船員は同じSWORDのメンバーかどうかは不明。
また扉絵連載やG-14支部でプリンスの周りにいた数名も当初はメンバーと思われたが、彼の能力で生み出された”泥人形(ゴーレム)”の可能性も浮上している。
余談
- MARVELとの繋がり
2005年に同じ名前の組織が登場しており、あちらは『Sentient Weapon Observation and Response Department』つまり「知覚兵器観察対応局」の略である。
宇宙からの脅威に対抗するために設立されたもので、宇宙人も職員として雇用されていることから、こちらも特例で海賊を雇っている可能性もある。
またMCUでメジャーになったS.H.I.E.L.D.と名前が剣と盾で対になっているが、こちらでもCP-0「サイファーポール"イージス"ゼロ」と対になっている。
- 考察
上記のようにCP-0とはその名前から対となる、または片方がもう片方に対抗するために組織された可能性が考えられるが、ドレスローザ編で彼らの勝手な行動に対して憤慨していた現・海軍元帥サカズキの上半身に剣の絵あるいは刺青があることが扉絵で判明しており、彼もメンバーでは?と予想されている。
※余談を重ねるが、S.H.I.E.L.D.の長官として有名なニック・フューリーのMCUにおける吹替は順に手塚秀彰氏、シキの竹中直人氏、クリークやサカズキの立木文彦氏が担当している。
なお偶然か必然かはわからないが、ドレークとコビーにはかつて海賊のもとで雑用・奴隷扱いされていたという共通の過去があり、ドレークとヘルメッポには父が元海兵の犯罪者という共通点がある。
センゴクに保護され、後に部下となったドンキホーテ・ロシナンテは実兄の海賊団への潜入任務をしていたがバレて殉職。その任務内容がワノ国編でのドレークと類似していたが、ロシナンテ自身がSWORDに属していたと考察はされていたものの、彼はドフラミンゴに射殺される前に、自身のマリンコード「01746」を口にしていたため、マリンコードをまだ所持していたことがわかる。つまり、彼は恐らくはSWORDには所属していなかったものと考えられる。