人物
演:山田孝之
カボイの村に住む青年。村に伝わる伝説の武器「いざないの剣」を引き抜いた(本当は、たまたま目の前ですっぽ抜けただけ)事から、勇者として世界を救う旅に出た。
正義感が強く困った人を見ると放っておけない性質で、面倒事を押し付けられるタイプ。
しかし相当な天然ボケでもあり、他人に対して失礼な言動を無自覚に行ってしまう。
物事を見定めると一直線で、その直情さゆえ、勇者としての使命すら忘れる事が多々ある。女性関係も、かなりひどい。
思い込みが激しく、疑う事を知らないため、魔法や催眠術にかかりやすい。敵の演技を見破れずに騙されてしまう事も多いが、演技だという事さえ分かれば問題なく戦える。
魔王の城の門番バッカスとの戦いでは操られたヨシヒコ自身が命令の意図を間違えて解釈した事、サクーラの村のこんぱちが最も得意とする「漢字を使った催眠術」は出題された漢字を知らなかった事で難を逃れた。
思い込みの激しさがプラスに働く事もあり、飲む事で凄まじい力を得るとされるパワー水を飲んだ時は、パワー水の正体がただの水だったにも関わらずプラシーボ効果で劇的なパワーアップを遂げた。
魔法にかかりたがるという癖があり、メレブだけでなく敵ではないと判断した人物の魔法にもかかりたがる。それが原因で一度全滅してしまった事もある。
それ以外に井戸に入りたがるという癖もあり、井戸の姿をした魔物と戦うハメになった。
あるアイテムを入手するため魂を抜かれた時に、ドスケベな本性を持っている事が判明。胸か尻かで言えば尻派だが、後に巨乳も好きになった。
いざないの剣
ヨシヒコの主要武器。前述の通り、カボイの村で勇者を決める際に手に入れた。
敵の命を奪わずに気絶させる効果があり、襲撃してきたムラサキを倒し、仲間にした際に効果が明かされた。
その効果から魔王ガリアスやその秘書ゴードンは倒せず、一度敗れてしまい、彼らと対峙する際にはかつて魔王と戦った勇者ロトスケが使った勇者の剣(見た目はこの武器にクリソツである)を使った。
その冒険の100年後の世界が舞台の『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』では彼の死後も村に保管されており、仏によって生き返ったヨシヒコが再び旅立つ際に彼の手に渡った。
魔王デスタークとの最終決戦ではある人物から彼の助命を頼まれたため、いざないの剣で最終決戦に臨む。
3作目の『導かれし七人』では、この剣に関する意外な事実が明らかになる。
それは・・・
関連イラスト
別名・表記ゆれ
勇者ヨシヒコ(題名を表す場合が多い)