しっこくハウスへようこそ。
やあ、(´・ω・`)ようこそ、しっこくハウスへ。
このエタルドはサービスだから、まずは喰らって死んで欲しい。
うん、「絶対に勝てない」んだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このパラメータを見たとき、君は、
きっと言葉では言い表せない 「絶望」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中でそういう気持ちを忘れないで欲しい、
そう思ってこの攻撃をしかけたんだ。
______________じゃあ、リセットしようか。
しっこくハウスの意味するものとは
ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡の11章「流れる血の色は」に存在する初見殺し。
そこでのマップ・港町トハで何の変哲もない一般的な民家から、四駿の一人・漆黒の騎士がひょっこりと登場する。前兆などはない(厳密には滞在そのものは明白で、自分たちに一任を求めたボスの要望を受け入れるシーンがあるが、本当に出てくる予測ができるようなイベントが発生しない)。
パラメーターは力をカンストさせたアイクですらまともにダメージを通さないほどのもの。
そもそも装備アイテムのお陰で、通常武器では力関係なくダメージは一切通らない。
そして、11章の時点で彼の攻撃に耐えられるキャラクターは存在しない。
つまり全員一撃死の生けるデストラップである。
要するに、彼の射程範囲に入ると一人ずつ死ぬ。
アイクなどのキャラクターの場合は専用の戦闘セリフがあり
さらにアイクで一度戦闘し「生存」した場合に限り、ミストとアイクの専用会話がある。
……が、それにはスキル「祈り」の発動が必要。でなければ死ぬ。
しっこくハウスのトビラが開く条件
- しっこくハウスの傍に寄る。
- 到着マップにも関わらず到着すべき場所に留まらず動き回るボスと戦闘すること。
主な被害者
- 知らずにしっこくハウスに寄ってしまったかわいそうな初見さん
- ツイハークを仲間にしようとしたレテ、もしくはモゥディ。
- 仲間になって早々悲劇のヒロインならぬ悲劇の剣士となるツイハーク
- ツイハークの移動範囲に入れば勝手に会話しに向かってきてくれるので、これを知っていればある程度は回避できる。
語源
おそらく不思議のダンジョンシリーズのある意味名物であるモンスターハウスおよび、
上記のネタコピペの元であるバーボンハウスが語源だと思われる。おそらくであるが。
余談
民家の前に大量のキャラクター達を並べて封殺しようと模索した人も居るかもしれないが、
イベントによってキャラクターを少し押し退けながら指定の位置へ必ず移動してしまう。
対策にならないどころか、キャラクターが犠牲になる愚策なので注意。
続編
しかし、彼は帰ってきた…。
――――しっこくの森で彼は再び登場する。
公式ネタ化等
- 過去のポータルサイトのコンテンツ「ファイアーエムブレム検定」でしっこくハウスの場所を問う問題が出題されたことがある(現在はサイトリニューアルで消滅)。
- 覚醒ではシンシアの支援会話の中で「候補その三、意表を突いて民家から登場。」というセリフがある。具体的には父親ユニットの登場シーンについての話題なのであるが、明らかにこのセリフはしっこくハウスを公式がネタにした格好であろう。
- 2012年7月、漆黒の騎士の中の人の中の人である間島淳司氏がFE関係で調べ物をしていたら、しっこくハウスのことを知るに至る。「言われてみたらおかしな現象」だそうな。
- 2014年8月、蒼炎・暁でのユニット・2Dアートデザイナーを務めた方が直々に納涼を提供してくれた↓。いわく、両作での仕事がきっかけで独立を決意したのだとか。
- ファイアーエムブレム0のプロモーションカードとして、出撃した瞬間に弱小ユニットを撃破するスキル(ただし自身と道連れ)「漆黒の悪夢」を持つ漆黒の騎士が登場。イラストも明らかに例の民家の前にいる。
- ファイアーエムブレムヒーローズのストーリー13章-3節「港町の死闘」はマップ、漆黒の騎士の出現位置及び仕様などしっこくハウスをあらゆる意味で再現したものになっている。
関連タグ
むらびと…スマブラにおいてバトル開始でいかなるステージであろうとマイホームから現れる。