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「僕のコレクションが~!」

演/CV:高月忠

概要

妖怪軍団に与する妖怪の1体で、前回復活した妖怪大魔王の刺客第1号。普段はジャック・オ・ランタンの仮面を被っているがその素顔は石膏の様に真っ白く、両目に当たる部分も白い石膏像の様な顔となっており、裂けた口からは長い舌と牙を覗かせると言う悍ましい顔が特徴。首には棘の付いた首輪を付けている。

こんな不気味な外見にも関わらず一人称は「僕」で、人間態はアイスキャンディー屋の男性。

原典にある昔の「ぬっぺふほふ」は死人の肉体で出来た妖怪だが、現代のヌッペフホフはその裂けた口から伸びる長い舌で相手の顔を舐める事で、その人間の顔を奪う能力を有している。

顔を奪われた人間は当然ながら顔面がのっぺらぼうに変貌し、そのまま自分が誰かを証明する術が無くなってしまう。そうやってお互いにお互いが分からないとしてその結果、街中がパニックに陥れるのがこの妖怪の役目である。

尚、奪った顔は自分のアジトに転送され、その壁に掛けられた額縁に飾られる模様。

そして戦闘ではゲップによる攻撃も繰り出して来る。

活躍

残暑の残る或る晩に海帰りのアベックを始め、多くの人々から顔を奪い取る事件を起こし、街をパニックに陥れる。後日、新聞で自身の起こした事件を知ったカクレンジャーが動き出した夜、彼から顔を奪われた上で新しい顔になりたがる少女・ハルカを家まで送るサイゾウと遭遇。

一瞬の隙を突いて2人の顔を奪い取ると、更に爆発を起こすゲップでブルー以外の4人を攻撃するも、レッドの投げたレッドスライサーに怯んだ為、その場は撤退する。

後日、磯で人間態となってアイスキャンディーを売っていると、其処へジライヤが現れた為に顔を奪い取ろうとするが、それはサイゾウの隠流顔写し之術による罠であり、ヌッペフホフはまんまと5人に捕まってしまう。

変身して向かって来るカクレンジャーをドロドロと共に迎え撃ち、ブルーをゲップで攻撃するヌッペフホフだったが、相手のブルーショットの水流に怯んだ所へ隠流・正方の陣を受け敗北した。

直後に妖怪エネルギーの落雷を浴びて巨大化すると、巨大戦ではスーパー隠大将軍と対峙。

だが、大した抵抗も出来ぬまま相手に圧され、回し蹴りに怯んだ所へ止めの鉄拳フライングフィニッシュを叩き込まれ、上記の台詞と共に爆散した。ヌッペフホフが倒されると同時に、盗まれた顔も元の持ち主の所に戻るのだった。

余談

妖怪モチーフはぬっぺふほふで、他にジャック・オ・ランタンも含まれる。

声と人間態を演じた高月氏は後の『仮面ライダークウガ』にて、ヌ・ザジオ・レの人間態も演じている。

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