クラス:鷹王
概要
テリウス大陸のラグズ、鳥翼族・鷹の民が住むフェニキス王国の王。通称【鷹王】。
大きな鷹に化身する。その姿は鷹というよりは鷲のようでもある(鷹と鷲には明確な区別はない)。
鷹の民の中でもかなり大柄な方で、群を抜いて体格が良い。
鷹の民らしく勇猛で豪快。好戦的で荒々しい性格だが、情も厚く誇り高く、国民からの支持も高い。
姿では判別しにくいが、リュシオンやネサラよりもかなり年上らしい。酒好き。
特技は奇襲とのことで、暁の女神ムービー内にて、その特技を披露している。
趣味は昼寝。いくら強さで選ばれた王とはいえ、趣味が昼寝の王とはこれ如何に・・・
部下である「鷹王の眼」ヤナフと「鷹王の耳」ウルキの二人とは、ヤナフいわく「羽根も生え揃わない頃からの仲」。
年齢はヤナフ>ティバーン>ウルキの順。
同じ鳥翼族の王族であるネサラやリュシオン、リアーネとは昔馴染みでもある。
ベオクに対しては不信感があり、特にセリノスの因縁から、ベグニオンの船に対して海賊行為を行う。
蒼炎の軌跡、暁の女神ともに、全ユニット中でもほぼ最強のステータスを誇る。飛行系ユニット中ではトップ。
所謂終章近くの「お助けユニット」であり、蒼炎の軌跡ではイベントでは登場しているが参入は終章のみ。
暁の女神では第4部の部隊リーダーとなり、戦いの場が増えて彼の強さが際立つことになった。
ちなみに、ラグズが反撃出来るようになった暁の女神では、通常鳥翼族は蹴りで反撃するのだが、ティバーンのみ拳で反撃する。
蒼炎の軌跡
「セリノスの虐殺」の際、王ロライゼと王子リュシオンを救出し、自国・フェニキスでロライゼを療養している。
以来リュシオンはティバーン等鷹の民の元で20年間を過ごしていた。
この「セリノスの虐殺」をきっかけにベグニオンの船は鷹の民の海賊活動の対象になった。
ベグニオン以外でもベオクに対する不信感はかなり強い。
が、アイク達がリアーネを救出。その後、徐々にその不信感はなくなっていった。
その後ベグニオン皇帝サナキ等に出会い、アイクたちに協力することになる。
物語的には途中のイベントから登場するが、ユニットとして使用できるのは終章のみ。
暁の女神
生き残りの鷺の王子ラフィエルがもたらした情報により、ベグニオン帝国と敵対。
ガリア軍と協力し、ベグニオンを攻めるためキルヴァス軍と行動を共にするが、
ベグニオンの兵・ゼルギウスの軍に国を攻撃され撤退を余儀なくされる。
更にフェニキス本土もベグニオンの攻撃にさらされることになる。
第4部3つの部隊のうち、一つの部隊のリーダーとなる。
前作と同じように全ユニット中でもトップクラスの実力を誇り、ほぼ無敵といえる。
ヒーローズ
2019年1月に実装されたが、12月から登場が予告され、獣ユニットの説明に使われた。
大空の覇者 ティバーン
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 獣/飛行 |
武器 | 鷹王の嘴爪(専用) |
奥義 | 竜裂 |
A | 鬼神金剛の瞬撃 |
B | 攻撃の封印3 |
C | 攻撃の波・偶数3 |
彼を含む獣ユニットはターン開始時に獣竜以外の味方が隣接していなければその場で「化身」し、化身ボーナスが適用される。ティバーンなど鳥翼族の場合は移動力が+1になる。
ティバーン自身は攻めに重点を置いた性能で、武器ではHP満タンの敵を自分から攻撃すると絶対追撃、Aスキルの「鬼神金剛の瞬撃」で自分から攻撃時、敵の追撃を封じつつ攻撃+6守備+10。素ステータスも攻撃がかなり高い。その異常な攻撃力の高さに高い機動力を持ち合わせる事から奥義を「疾風迅雷」に変え、聖印に「剛剣」を装備する型が強力かつ有名。
現状では自力で3マス移動できる飛行という最大の長所を持ち、かつ最強クラスの攻撃力で一部スキルを除いて絶対に追撃、かつ追撃封じまでできる事が非常に高く評価され、赤近接としては最強と断言しても良いほどに本作屈指の強キャラクターとして認知されている。
検索サイトで「ティバーン」と入力すると予測変換に「強すぎ」と「対策」がツートップに来る程である。
攻めに重点を置いている故に受けの面ではかなり脆く、特に魔防が壊滅的に低いため竜族や魔法キャラには特に注意が必要。個体値もほぼ攻撃↑一択である以上速さは中途半端で追撃を貰いやすく倒されてしまうので受けは厳禁。また弓などの飛行特攻にも弱い。
また伝承エフラム同様、攻撃力が高すぎるあまり敵を一撃で倒してしまい疾風迅雷の発動を妨げやすい所や「見切り・追撃効果」持ちに非常に弱い点も要注意。
さらに鷹王の嘴爪は敵の体力が100%でないと絶対追撃効果は発動しない点もあり、戦闘後、周囲の敵に固定ダメージを与える「ペイン」や「死の吐息」、1ターン目に敵全員に固定ダメージをあたえる「メガクエイク」といったスキルとの相性は最悪の一言なので、組ませる仲間のスキルはよく考えておく必要がある。
余談
かねてより「暁」時代のキャストはクレジット表記もなく明確な情報ソースもないため「不明」(間違ってこのサイト含めほとんどが丹沢晃之と表記されていた)とされてきたが、19年4月に鈴木達央氏がブログにて暁の頃にティバーンとライを演じた事を語った。氏によると当時の収録キャストは僅か4人で、様々な事情もあり役を兼ねる事になり鈴木氏が演じたのがティバーンとライだったとの事。
暁の収録は京都にある任天堂スタジオで収録予定であり、4人で新幹線で京都まで行き6時間の収録を熟し日帰りで東京に戻るという弾丸スケジュールであり、名前のあるキャラ以外にも4人で大量の兵士の声(所謂「ガヤ」)まで収録をするという非常に大変な収録だったそうだ。