「ブロス(ブラザーズの略称)」の名の通り二人組を基本形とするが単独で現れることも多く、後年では下記の派生種共々「ブロス」が固有名詞と化している。
英語圏では派生種の中で単独行動を基本形とする者には、複数形の「s」が使われず「Bro(Brotherの略称)」の固有名詞が与えられる。
説明
頭には緑色のヘルメット(初期は黒色)を被っている。
時折地形をすり抜けてジャンプする事で高度を調節する他、投げたハンマーは放射状に飛んで地形を貫通して落ちていく。
その性質上踏み付けて倒すのは非常に難しく、シリーズ初期における強敵の代表格でもある。
ハンマーの雨の中に散っていったマリオの数は計り知れない。
マリオパーティではトラップキャラなどに登場し、8ではプレイヤーとして登場。
スーパーマリオオデッセイでは、ステージや場所によって、ヘルメット以外の物も被るようになった。
スピンオフ作品であるスーパープリンセスピーチでは、ハンマーブロス達の隊長格となるブロス隊長が初登場。物語の冒頭で、ブロス隊長の指揮下にあった大勢のハンマーブロス達が、マリオとルイージ、キノピオ達を次々と捕縛していく大活躍を見せている。
なお、任天堂公式LINE広報のキノピオくんによるとホームセンターで見かけるらしい。
ハンマーは自費なのか・・・
派生種
・ブーメランブロス(スーパーマリオブラザーズ3から登場)
ブーメランを投げて攻撃する。マリオスタジアムでは、ハンマーブロスの色違いとして登場。
ヘルメットは黒色のものや、青色のものがいる
・ファイアブロス(スーパーマリオブラザーズ3から登場)
口から火を吐いて攻撃をしてくる(手から出すやつも?)。足元の氷ブロックを溶かしたり、
ボム兵に引火したりと二次災害を招く立役者として登場することが多い。
ブーメランブロスと同じく、マリオスタジアムでは、ハンマーブロスの色違いとして登場。
ヘルメットの色は赤いものが多い。
・ヒマンブロス(スーパーマリオブラザーズ3から登場)
太って巨大化したハンマーブロス。
攻撃法はハンマーブロスと一緒だが、地震攻撃をしてくる。ヘルメットの色は黒。
のちに「メガブロス」という名前に変更された。
・K.K.(スーパーマリオワールドから登場)
四股を踏んで地面に雷を落とし、火柱を巻き上げて攻撃してくる。
英語名は「Sumo Bro」で、ハンマーブロス系列の敵として扱われている。
・ヨーヨーブロス(マリオ&ルイージRPGから登場)
両手に持ったヨーヨーで攻撃してくる。服装が若者風ファッションみたいな感じ。
・リンボーブロス(マリオ&ルイージRPGから登場)
松明やリンボープレスで攻撃してくる。砂漠に住むブロスの一種。
登場場所によって、配色とステータスが違う。
・ワンマーブロス(マリオ&ルイージRPGから登場)
ワンワン型のハンマー「ワンマー」をハンマー投のように投げてくる。
ほかのブロスと比べてかなりマッチョだが、ジャンプ回避の時にワンマーを踏むと
落ち込んで行動しなくなり、逃げ出すこともある豆腐メンタルの持ち主。
・ブロス隊長(スーパープリンセスピーチから登場)
ハンマーブロス達を率いる隊長。
ハンマーブロス達の甲羅やメットの色が緑であるのに対し、ブロス隊長の甲羅やメットの色は黒となっているのが特徴。
勇ましい性格をした熱血漢で、前述の通り登場した作品の冒頭で、ハンマーブロス達を率いてマリオやルイージ、キノピオの捕縛に成功させている実力者。
・カゲハンマーブロス(スーパーペーパーマリオで登場)
裏100階部屋ダンジョンに登場するハンマーブロスの影バージョン。
攻撃力はハンマーブロスの倍。
・カゲブーメランブロス(スーパーペーパーマリオで登場)
裏100階部屋ダンジョンに登場するブーメランブロスの影バージョン。
攻撃力はブーメランブロスの倍。
・カゲファイアブロス(スーパーペーパーマリオで登場)
裏100階部屋ダンジョンに登場するファイアブロスの影バージョン。
攻撃力はファイアブロスの倍。
・アイスブロス(NewスーパーマリオブラザーズWiiで登場)
雪玉を投げて攻撃する。
ヘルメットの色は薄い水色。
・フライパンブロス (スーパーマリオオデッセイで登場)
料理の国『ボルボーノ』のみに出現する。
ヘルメットの代わりにコック帽を被っており、フライパンを投げてくる。
性能はハンマーブロスと大差変わらない。
これからも増えていく予定…