概要
『スーパープリンセスピーチ』に登場するキャラクター。
クッパ軍団内では、ハンマーブロスを始めとするブロス系の団員達をまとめ上げる隊長を務めており、ハンマーブロス達の甲羅やメットの色が緑であるのに対し、ブロス隊長の甲羅やメットの色は黒で角が生えているのが特徴。
総大将であるクッパの側近的な役割を務める事もある為、地位的にはカメックやクッパ7人衆、ブンブンやプンプンとほぼ同格と思われる。
人物
熱血漢と言える性格で、自らが従えているハンマーブロス達の事を「ヤロウ共」、「子分達」と呼称している。
クッパ軍団内では上級兵として扱われるブロス系団員の指揮官だけあって、実力に関しては非常に優秀で、
クッパに対する忠誠心も非常に強く、クッパを守る為に必要となれば自らも積極的に戦いに参戦しようとする勇敢さも見せる。
活躍
物語の冒頭にて、キド・アイラックの島にある杖の伝説を聞きつけたクッパがその島に別荘を構えた際、キド・アイラックの杖の探索を担当。それを見つけ出し、クッパに献上する成果を挙げている。
その後、マリオの捕縛作戦の指揮を執った際は、元・キノコ王国の住人であったクリボーにピーチ城に侵入させてキド・アイラックの杖を使わせて城内に混乱をもたらし、その隙をつく形で大量のハンマーブロスを突入させる事で、マリオの捕獲に成功。更に万一の事も考えて、その場にいたルイージやキノピオ達も捕縛させ、それを確認した後は即座に撤収させる等、抜けた所を見せる事も少なくないクッパ軍団のメンバー達の中では、信じられないぐらいの優秀さを見せつけている。
しかし、唯一の誤算として、いつもクッパに連れ浚われている役目に過ぎなかったピーチ姫が、自ら…それもほぼ単独(カッサーの手助けがあったとはいえ)でクッパの別荘にまで乗り込んでマリオ達を助けに来る事態になり、クッパの危機を守るべく自ら戦いを挑む事になる。
ただし、この事態はクッパでさえ予測のつかない事だったと思われる為、ブロス隊長に落ち度があった訳ではないと言える。
キド・アイラックの杖の効果による「怒」のパワーアップに加え、ハンマーブロス達をけしかける事でピーチ姫を追い詰めようとするが、逆に敗北してしまう事になり、忠誠を誓うクッパの名前を叫びながら倒れる事になった。
関連タグ
トゲブロス…似たようなデザインのキャラクター。