ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
センシティブな作品

設定

  • 身長:55メートル
  • 体重:2万トン

テレスドンの弟とされる怪獣。ぐんにょりしたボディに味がある。ブルドーザー2500台分のパワーがあるとされているが、火炎などは吐かない。

霧吹山に出現し、サドラと戦った。

ジャック出現後はサドラと連携して追い詰めるが、敵わないと分かるや逃走を図るも背後からスペシウム光線を頭部に受け、爆発四散した。

テレスドンとの関連

スーツはウルトラマン』にてテレスドンとして使用されたもので、当初はテレスドンそのものの再登場させる予定だったが、元々当時は長期保存に向かない素材でできていたこと、『ウルトラファイト』やアトラクションショーでの酷使や保存環境の悪さにより、別の怪獣にしか見えないほどに劣化していた為、急遽「テレスドンの弟怪獣」という設定のデットンが生まれることになった。

特にボロボロになった顔を補修するために素材を盛った結果、テレスドンが眼から口先にかけスマートな直線的なのに比べ、デットンは鼻先がボコボコに盛り上がっている

また、開閉の機構が壊れているのか、口が開けっ放しになっているのも特徴。

なお、相方のサドラや兄のテレスドンがその後も再登場の機会に恵まれたのに対し、こちらは一切再登場していない。

……と思っていたら、『ウルトラマンギンガS』の外伝小説『マウンテンピーナッツ』でスパークドールズとしてまさかの再登場。久野千草ウルトライブした初代ウルトラマンと戦うが、怪獣保護を目的とした過激な環境保護団体『マウンテンピーナッツ』がウルトラマンを集中攻撃して追い払った隙に破壊と殺戮の限りを尽くした。最終的にウルトラマンのスペシウム光線によって倒されたものの、「ウルトラマンが人間からの攻撃を受けて倒し損ねる」という展開はどこぞのスペースビーストを連想させる。また同小説では「あくまでも種類はテレスドンで、デットンはその個体名ではないか」と推測されている。

スーツはアトラクション用の物なら現存している。

ちなみに、『ウルトラマンメビウス』第27話では、トリヤマ補佐官ゼットンをデットンと間違えて呼んでいた。『マウンテンピーナッツ』においても、千草が「デットンだったのは不幸中の幸いだわ。もしゼットンだったら目も当てられない。前に戦った時は打つ手が無かったもの」と述懐している。

以上の通り、誕生の経緯もあって冴えない扱いのデットンだが、フォローのつもりか、当時の幼児向け怪獣百科では「兄よりもガッツがある」「地底人に使役されたテレスドンとは異なり、弟は自由気ままに生きていた」との記述も見られた。

言われてみれば、地底人の「パシリ」だったテレスドンと異なり、デットンは野生の一匹狼(怪獣)。テレスドンの「光に弱い」という弱点もなく、日中でも自由に行動できる(加えて、テレスドンはスペシウム光線抜きで倒されたり、人間(科特隊)に破れたりしてるので、人気の割にイマイチ“強豪”のイメージが乏しい)。

ボコボコと盛り上がったご面相も、格闘家によくある「(サドラとの)ガチ勝負で顔がつぶれた」いわゆる「ボス顔」と、解釈できなくもない?

しかし、最後背中向けて逃げ出しているし……(言ってはいけない)。

余談

シナリオでの呼称は「ゴーモン」で、放送当日の新聞記事でも「ゴーモン」として紹介されていた。

脚本では郷と加藤隊長を襲うのはサドラだった。

怪獣音頭では、サドラを含めた『帰マン』1第4話までの怪獣が歌詞に登場しているが、何故かデットンのみハブかれている。

関連記事

デットンの編集履歴2020/07/11 12:20:50 版