超展開
ちょうてんかい
見る者の予想を遥か斜め上を行くとんでもない展開のこと。
昨今の漫画やゲーム、ノベルスやアニメに係わらず、シリーズを強制終了させたり、スタッフがとち狂ってやらかすと発生する怪奇現象である。
こうした展開は昔からよくあり、古くは古代ギリシャ演劇の『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』による勧善懲悪劇や、宗教説話における奇跡など、超常的な存在の物語への介入や神の威光を伝道するための手法として用いられた。
昨今のものは昭和期のギャグ漫画におけるナンセンスギャグの応用として活用されるものが多く、あくまで笑いを誘うシチュエーション作りのために「起承転結」の『転』で用いられることがほとんどである。
一例(?)
推理小説において「事前に読者に渡された情報のみで犯人を特定できる」物を「本格派」と呼ぶ。
逆に事前に渡された情報からでは推理しようの無い犯人であれば超展開になるだろう(例えば『EVE burst error』)。
超展開に定評のある脚本家・演出家たち
右に挙げたタグは超展開の例。