概要
どう考えでもそういう風にならないのに、何故かそうなってしまった状態。ストーリーの流れ上の整合性無視でインパクトだけを重視してでこじつけられたため、視聴者は混乱状態に陥ること必至。
『そのりくつはおかしい』という言葉も、この展開では野暮というものである・・・。
どうしてこうなった
こうした展開は昔からよくあり、古くは古代ギリシャ演劇の『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)』による勧善懲悪劇や、宗教説話における奇跡など、超常的な存在の物語への介入や神の威光を伝道するための手法として用いられた。
昨今のものは昭和期のギャグ漫画におけるナンセンスギャグの応用として活用されるものが多く、あくまで笑いを誘うシチュエーション作りのために「起承転結」の『転』で用いられることがほとんどである。
だが
ときとして漫画やアニメの打ち切りやスタッフのやらかしでトンデモない方向に物語が進むことがまま発生し、そうした意味で読者や視聴者を混乱に陥れるような事態が起こる。
おおよそ大人の事情が絡んでいるが、作り手の突飛な発想が人類には早すぎたというケースも。
一例(?)
推理小説において「事前に読者に渡された情報のみで犯人を特定できる」物を「本格派」と呼ぶ。
逆に事前に渡された情報からでは推理しようの無い犯人であれば超展開になるだろう(例えば『EVE burst error』)。
超展開に定評のある脚本家・演出家たち
右に挙げたタグは超展開の例。
- 井上敏樹⇒草加雅人 手塚海之(RT龍騎版)
- 浦沢義雄⇒芋長 ジェラシット
- 高橋邦子⇒川越ではよくあること
- 中島丈博⇒たわしコロッケ
- 日野晃博
- 武藤将吾
- 森脇真琴
- 大和屋暁⇒なぜか飛んできたキツツキが激突!
- 吉田伸⇒プラシド究極体 どういう…ことだ…
- ワタナベシンイチ
- ゆでたまご⇒ゆで理論 だってゆでだから・・・