概要
1994年3月19日～1995年2月25日 まで、全38話（90～127話）が放送された。
原作のデス・バスターズ編に相当する。
キャラデザは前シリーズ終了と共に自主降板した只野和子から引き継ぐ形で伊藤郁子が担当。
また本作中盤よりシリーズ構成の名義が初代の富田祐弘から2代目の榎戸洋司に切り替わった。ただし、この代替わりは少しずつ行われたものであるため、第1話および最終回をはじめとする主要脚本の担当は富田が行っており、実質的にシリーズ構成が全面的に榎戸に託されたのは次作のSuperSからである。(劇場版「かぐや姫の恋人」の脚本も富田が担当した)
そのため、本作は劇場版も含めて富田セラムンの最終作にして集大成としての側面がある。そして富田は前から請け負っていた別作品に集中するため、本作を最期にセラムンシリーズから自主降板する。
月野うさぎたち5人は中学3年生に進級し、ちびうさもセーラーちびムーンに覚醒。
また、前作で存在が明かされたセーラープルートをはじめ、セーラーウラヌス、セーラーネプチューンの外部太陽系戦士、破滅の戦士セーラーサターンこと土萠ほたるなどが今シリーズで初登場した。
主題歌
OP：ムーンライト伝説
ED1：乙女のポリシー
ED2：タキシード･ミラージュ
シリーズ最高傑作だったが…
本作は旧アニメ版シリーズの最高傑作にして頂点と同時に、当時のテレビ朝日の事情に振り回されてしまった。
当時、テレビ朝日はネット局を増やしながら番組を放送していた為、番組予算も制約が掛かり、前作Rの後半からスタートしたSLAM DUNKと組んだ事が後々の運命を決める事になる。
そう、スラダンの原作ストック確保、及び本作と暴れん坊将軍と共に製作費、スケジュールの節約・確保の為、プロ野球、Jリーグ、期首期末特番への差し替えが多発。夏季には3週連続特番休止の事態も起き、折角裏番組を蹴散らし天下を取った筈だったセラムンも特番休止に引き摺られ、その後の衰退の遠因となり、放送話数も40話を切り、二度と40話台に回復する事は無かった。
関連動画
シリーズ一覧
| 第1期 | 第2期 | 第3期 | 第4期 | 第5期 |
|---|---|---|---|---|
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