コワイものなんかないよね ときめく方がいいよね
大きな夢があるよね だから ピッと凛々しく
概要
アニメシリーズの第二作『美少女戦士セーラームーンR』のエンディングテーマ。
続編『美少女戦士セーラームーンS』の第1話と第2話でも使用された。
エンディング映像では、通学中に歩いていた主人公・月野うさぎが全力疾走していくアニメーションが流れる。
作詞:芹沢類 |
作曲:永井誠 |
編曲:京田誠一 |
歌:石田よう子(現:石田燿子) |
アニソン雑誌の記者・坂本寛のコメントでは、アニメ『美少女戦士セーラームーン』の代表的な楽曲として「ムーンライト伝説」の次に「乙女のポリシー」が挙げられている。
音楽ニュースサイトの記者・苫とり子も『セーラームーン』の主人公である「うさぎのひたむきさ」が反映されていると指摘した。
作曲家の永井誠によると、「うさぎちゃんたちってシリアスな場面以外は非常にコミカルというか、元気ですよね。オープニングの『ムーンライト伝説』は重厚な雰囲気があるので、エンディングは楽しくて明るいものがいいのかなとも考えまして。畳み掛けるような、走っていくようなイメージで作りました」。
稲田豊史の本『セーラームーン世代の社会論』の中で「乙女のポリシー」は「「乙女」の意味を再定義してセーラームーン世代の思想の根幹をなした」とし、「最重要」なエンディングテーマと評価している。
オーストラリアのゲーム・アニメ雑誌の記者K. Robertsのレビュー記事では「乙女のポリシー」が「ポップ・ソングとして十分な出来であり、視聴者の記憶に残ることに成功」("decent for a pop song and does succeed in being memorable") と評価した。
中川翔子などがカヴァーしている。