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只野和子

ただのかずこ

只野和子は日本のアニメーター。スタジオライブ出身。現在はスタジオびゅうん(個人事務所)に所属。
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概要編集

3月14日生まれ(生年非公表)広島県出身、女性。

既婚者で旦那様もアニメーター(松下浩美)である。


固定得意先を持たずして、各社への人材派遣やセル画グロス請けを担当していたアニメーション制作会社であるスタジオライブにて原画マンとして活躍。同社が受け持った東映動画制作『とんがり帽子のメモル』のグロス請け回にて作画監督を務めたことで名前が出るようになった。


特に『美少女戦士セーラームーン』シリーズや『愛天使伝説ウェディングピーチ』のキャラクターデザイナーとして知られる。そのため『セーラームーン』原作者の武内直子ほどではないが、そのジャンルにおいては「バトルヒロインの母」の一人として遇される事もある。


『美少女戦士セーラームーン』無印第21話(スタジオライブのグロス請け回)のゲストキャラクター「只下和子」(メイン画像セミロングヘアの女性)のモデル。なお、この話は「セラムン無印」でも有名な公式が病気メタフィクション楽屋オチ)回で、登場するアニメスタジオ「スタジオダイブ」は、あからさまに当時の只野の仕事先である「スタジオライブ」そのものがモデルである。そして劇中で作っているアニメも『コードネームはセーラーV』だったりする。どんだけだ。さらに同話もう一人のゲスト(むしろ物語的にはコッチがメインゲスト)である「松野浩美」(メイン画像の眼鏡女性)のモデルも当時の同僚であり現・旦那の松下浩美である。(余談になるし当然のことではあるが改めて断っておくならリアルの松下浩美は男性である)実のところ、この21話は作画監督は只野名義であるが実は只野と松下、二人の共同作業であったと言われている。先生何やってんすか!? ちなみに同話の演出(単話監督)は後にイロイロ革命しちゃった方である。納得


セーラームーンから別作品へ移籍した時にイロイロあった(各作品およびバトルヒロインの項目を参照)ためか、作品のカラーに合わせた変名義で作品参加する事も多い。作品によっては「KAZZ」「KAZZ・T(ぴゅうん!)」「タダノカズコ」「ただのかずこ」などの名義を使用する。時に旦那(松下浩美)の名義で(夫婦の共同作業として)仕事をすることもあるとすら言われている。


現在は独立して個人事務所「スタジオぴゅうん」に所属。


余談だがセーラームーンは第5部まである中、旧作品の1〜2部の無印とRにてキャラクターデザインを担当し、世代を跨いで新シリーズの4〜5部までのEternalとCosmosのキャラクターデザインを務めた。唯一第3部のみ担当しなかったこととなる。


主な作品編集

※原画担当や作画担当の作品を全て挙げるときりがないため、主だったものを挙げる。

キャラクターデザイン編集

作画監督参加作編集


他、多数。


関連リンク編集

只野和子 - Wikipedia

STUDIOびゅうん!【只野和子 official website】


マンガ図書館Z:只野和子作品掲載ページ

マンガ図書館Z」にて『スターピンキーQ 2』(作画:只野和子 原作:眠田直 企画原作:スタジオライブ)を無料公開中。

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