まめっち
まめっち
概要
1996年11月23日から発売された第1期のたまごっちから初登場したたまごっちで、
シリーズのマスコット的なキャラクターとして有名を博した。当時はアダルトっちとして登場し、お世話ミスをせずに育てれば進化すると言う、難関な成長条件を持ったキャラとも言える。
当初のデザインは、胴体以外目が点状態であって、海外では黄色ではなく青の体色にしたことがある。
第1期のシリーズ内では彼の名を持った様々な亜種を登場させ、一般的に人気となった。
1999年以降シリーズはブームが終わり、たまごっちは発売されなくなったが、2004年にかえってきた!たまごっち+が発売されて以降、再び復活した。
それまでにデザインも一部変更され、再びシリーズのマスコットキャラとして登場するようになった。
そのため、第1期にはなかった詳しい設定も加わるようになり、他にも同じく第1期から来たくちぱっちや、当時の新キャラであっためめっちと供に行動することが多くなった。他にも『スクール』では優等生になったり、漫画雑誌『ちゃお』では家族ができたり、新たなる設定が徐々に加わるようになった。
種族はまめ族、まめシティ出身。
性別は♂で、誕生日はたまごっちが発売開始された日にちと同じように11月23日である。
名前の由来は『忠実(まめ)』から引用した物で、決して『豆』から来た物ではない。
また、その名前が付けられるほど知識が高く、IQが250であるほど天才的。
発明が好きだが、失敗する物も多く、存在理由が不明な物も作り上げてしまう。
さらに運動神経も長けており、スポーツには大得意。
しかし、くろまめっちには多少劣る模様。
そのために第2期シリーズでは『優等生』や『優良種』と言う肩書きを付けることがある。
家族構成は科学者である父親のぱぱまめっち、同い年の友達に見えそうだが
正真正銘の母親であるままめっち、劇場版第1弾から初登場した妹のちゃまめっち、
同じく劇場版第2弾から初登場したハッピーをおくるたまごっちのハピハピっち、
そして鞄として扱えるペットのばぐばぐっちである。
くろまめっちとはライバル的存在だが、本人は別にそう思ってもいないらしい。
ちなみに頭の黒い耳は、第1期では帽子と言う設定だったのだが、第2期では髪の毛のように扱われ、劇場版やアニメでは、発明に失敗すると爆発によってアフロヘアになってしまう。
ウラまめっち
2006年7月22日に発売された『ウラじんせーエンジョイ たまごっちプラス』では、
彼の裏バージョンである『ウラまめっち』が登場した。
相違点は、彼の頭は普通のより青く、
口が裂けているかのように大きく、尻尾も生えている。
特に秀才と言う面影も一つなく、逆に言えばギャグをよく飛ばすお笑い的なムードメーカーとして登場している。
漫才で言うと、ボケ役。
あかいまめっち
『祝ケータイかいツー!たまごっちプラス 赤いシリーズ』に登場。
身体の一部が赤いほか、目付きがややきつく、熱血な性格をしている。
クロスオーバー
第1期ではたまごっちがキーチェーンゲームや育成ゲームだけでなく、ニンテンドウ64では何故かパーティゲームとして発売されたことまである。
そのため、発売された機種によって、ゲストキャラも異なるが、どれもたまごっちに変身した状態で登場する。
ニンテンドウ64の『64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド』では「マリオっち(マリオ)」と「ワル男っち(ワリオ)」が、
プレイステーションの『星で発見!!たまごっち』では「Pit君(がんばれ森川君2号に登場するロボット)」が、
そしてセガサターンの『セガサターンで発見!! たまごっちパーク』では「そにっくっち(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)、「ふりきっち(フリッキー)」、「あれくっち(アレックスキッド)」、「おぱおぱっち(オパオパ)」、「ぺんごっち(ペンゴ)」、
さらには「でぃすくっち(セガサターン専用光ディスク=CD-ROM)」、「ちびかーどっち/かーどっち(どちらもマイカード)」※セガの一部のゲーム機のゲームソフトの"ガワ"が、(セガ)マイカードと呼ばれていた、「かーとりっち(メガドライブ専用カートリッジ)」までもが登場する豪華仕様となっており、
共にまめっち含むたまごっち達と共演こそしたものの、そのどれもがかなり高難易度の出現条件を必要とした。
また、第2期では2007年、『マリオカートアーケードグランプリ2』にゲストキャラとして参戦し、マリオとの2度目の競演を果たした。
但し同年12月のアニメ「さぁイコー!」ですら開始前の、同年3月からの稼動もあった都合上たまごっち語が翻訳されていないため、釘宮ボイスではない。
また、グランプリ2になるにあたりヨッシーカップと共に追加されたワルイージカップである「スタジアムアリーナ」と「ワルイージスタジアム」にはなぜかたまごっち関係の看板もいくつか存在し、
普段こそよく見えないがチャレンジゲームのジャンプ中にスローモーションになるため、そこでしっかりと確認可能である。
他にも『太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目』では
踊り子の一人としても登場した。
劇場版やアニメにおけるまめっち
CVは釘宮理恵。
劇場版第1作の『ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?』に初登場した以降、
現在Youtubeに配信中のアニメシリーズや、劇場版第2作の
『うちゅーいちハッピーな物語!?』にも登場し、めめっちとくちぱっちと供に主要キャラとして登場した。
劇場版第1弾では暗いマンホールの中に落ちたことで暗所恐怖症になったのだが、
ジ・アース(地球)からやって来た人間の女の子たんぽぽとの出会い、さらにたまごっち星で起きた事件をきっかけに克服した。
作中では主人公と言う立場であり、配信アニメでは生徒達を纏めるリーダー的存在でもある他、まきこ・りんごっち・やんぐまめっちが活動するまめっちファンクラブの注目されている人物でもある。
オリジナルアニメの第1話では、めめっち・くちぱっち・ふらわっちと供にマクドナルドで手伝ったことがある。
『たまごっち!』におけるまめっち
2009年10月12日に放送したTVアニメ『たまごっち!』では、劇場版やオリジナルアニメと同様、レギュラーキャラとして登場している。
主人公ではあるのだが、アニメではオムニバス形態のため登場しない回もあり、その場合は当時の新キャラであるラブリっち(ラブリン)に任せている。
たまごっちスクールの高学年クラスに通い、たまともの一人でもある。
あらゆる発明品を開発する天才的な頭脳の持ち主であることには変わりはないのだが、
前作シリーズとは違い、新たに音痴だと言うことが判明され、歌いだそうとした時には
必ずと言っていいほどめめっちにより口にバナナを押し込まれることが多い(※ただし、大人の視聴者から見るとエロスに見えてしまっている…)。
落ち目的な特撮ヒーロー番組GOTCHIMANの大ファンで、テレビで見る他にもDVDやグッズを集めている。
特に自作のコスチューム『まめゴッチマン』や、GOTCHIMAN専用のアイテムなどを開発したことも。
ラブリっちの正体がラブリンだと知った以降、ラブリっちと供に数多くの番組に出演するようになった。
そのため、刑事ドラマ『あんパン刑事(デカ)』では怪盗パピヨン(ラブリっち/ラブリン)を逮捕しようとする(現実で言えば恐らく捜査2課)あんパン刑事、時代劇ドラマ
『ズバッ!ごっちがきる』では盗賊団を制裁した武士の『まめのすけ』、
西洋ホラードラマ『キョーレツ! まめっち・ヴァンパイア』ではトマトジュースを好む
(逆に血はダメ?)シスターラブリン(ラブリっち)のライバル、及び悪役の『まめっち・ヴァンパイア』、海賊アクションドラマ『ラブリン!マリンブルー伝説』では海賊の『元』船長の『キャプテンまめっち』など、様々な役を演じて、ラブリっちと供に出演している。
作中ではなぜかほとんどラブリっちとライバル関係と言う設定になっていることが多く、
ラブリっちの人気を保つために、最終的には報われない有様で終わることが多い。
性格は前作シリーズ同様敬語で話すほど礼儀正しいのだが、ドラマ出演をしている時は、
その役目によって変わることがある。例えばあんパン刑事の場合は『オレ』と言う一人称で話すほど
タメ口になったり、キャプテンまめっちの場合はタメ口なのになぜかですます口調になったり、
まめっち・ヴァンパイアの場合は邪悪な紳士っぽい敬語で話したりする。
第7話Aパートでは、まめまめ研究所にあった機械の暴走でちゃまめっちとの体と入れ替わったり、
またはまめちゃまめっちと言うフュージョン…じゃなくて融合してしまったことがあるが、
同じく研究所に忍び込んで来たスペイシー・ブラザーズの一人であるピポスペっちの悪戯により、
元通りになった。
また、2012年9月10日より、めめっちとくちぱっちと共にドリームタウンに留学している。
他人と距離を置く性格のホストファミリーのいかりっちのそっけない態度に最初は戸惑うが、ホストファミリーになることを許してくれた彼とは積極的に仲良くしようと努力するが、いつも空回りに終わる(作ったメイド型ロボットを暴走させてしまったり、間違ってナイトっちの失敗でできた固すぎるお菓子や、ラブパパリっちのお菓子を上げて酷い目に遭わせたり)。
147話ではいかりっちから大事な道具を盗んだ犯人扱いされ、157話で彼のためにクリスマスの料理を作ろうと好物をこっそり調べるが、そのことを書いたノートを忘れて運悪く見られてしまい彼を怒らせてしまうが、いずれもゆめみっちとキラリっちのゆめキラバッグを使った行動で救われ、和解する。
いかりっち自身も大事にしていた道具を見せたり、過去について少し話したり多少気を許してきた様である。
163話にていかりっちに「夢なんて見るものじゃないんですね」といった際,「夢を諦めるのか!この負け犬め!」と逆上され,さすがのまめっちも不満が爆発,家出してしまう。しかし最終的にはひめスペっちの叱咤など,紆余曲折をへていかりっちの元に戻り謝罪した(だがその時も「なんだ,家出も諦めたのか。お前は何をやっても中途半端だな」と厳しい言葉をかけられた)。
そして165話ではピアニっちの協力もあって正式に和解した。ここでいかりっちは家を去ったため,その後まめっちはミュージックカフェに移転することとなる。
漫画におけるまめっち
漫画版に登場するまめっちは、めめっちとくちぱっちと供に行動することが多いが、
作品によって設定が異なる場合があり、その内容は下記の通りである。
後藤英貴氏のまめっち
1997年から1999年まで連載していたギャグ4コマ漫画『まんがで発見たまごっち 爆笑4コマ劇場』では、
くちぱっちと同じように主要キャラとして登場していた。
女の子A(名無し)のたまごっちで、
漫画に登場したたまごっちの中でも最もまともなタイプだった。
あべさより氏のまめっち
よくみみっちと一緒に行動をする。
他の漫画やアニメのように勉強しているところや物を作っている実写はない。
読者にたまごっちについて色々教えてあげたり、敵であるたまごっちに対して
優しくしたりと心がものすごく広い。
登場するたまごっち達を呼ぶときは必ず「さん」付けする(例:みみっちさん)。
他のたまごっち達がまめっちを呼ぶときは呼び捨て。
ヤスコーン氏のまめっち
『GOGO!たまたまたまごっち』では、めめっちとくちぱっちと供に登場することが多く、
三人の中でもツッコミ役と言う役割を持っていた。
その性格などの設定は原作から忠実に再現されているが、
あまりにも几帳面過ぎて、色んなことでミスしたり、周囲から呆れたりすることが多い。
例えばスイカ割りをするだけでスイカに公平になるように切れ目を付けたり、
それを割るにも無駄な計算をしたり、ケーキを切る時も無駄な計算をしたりなど、
何が何でも完璧にしようと言う完璧主義者でもある。
だが逆にギャグができないことでおやじっちに怒られたり、
無理矢理見合いをさせようとするおトキっちに絡まれたりなど、主人公でありながらも報われないほど、散々な目に会うことが多い。
『ケーたま編』では歯医者として活躍したが、患者が来ないために暇な人生を送ってたことがある。
『スクール編』では学級委員として選ばれることが多いが、
余り周囲から頼り過ぎたことで一時期大反対したことがある。
『ふぁみりー編』ではちゃまめっちが登場したことにより、彼女が目立つようになったことから出番が少なくなった。
このようにヤスコーン氏の漫画では、ほとんどは酷い目に会うことが多く、オチキャラと扱われることが非常に多い。
ちなみに作中では劇場版第1弾をベースにしたエピソードも公開したが、
劇場版とは違って漫画版では暗所恐怖症と言う設定が取り除かれた。
TVアニメ版をベースにしてリニューアルされた『GOGO!たまごっち!』では、
アニメ同様の設定が加わるようになったが、アニメ版とは違ってTV出演することがなく、
音痴も設定されていない。
さらにアイドルには全く興味なかったためか、ラブリンの存在すら知らなかったことも。
だがラブリっちの正体がラブリンであることに気付いてから、ラブリっちをサポートするようになる。
TVアニメ版をベースにしてリニューアルされたためか、
前作における酷いオチ扱いもなくなった様子。
かがり淳子氏のまめっち
『あっちこっち!たまごっちタウン』ではめめっちとくちぱっちと供に登場し、ツッコミ役として活躍した。
作中ではよくあらゆる言葉の豆知識を読者に向けて説明するが、逆にネガティブな意味をする言葉でさえも平気で言うほど、天然の同時にどこか腹黒い。
特にまめっちファンクラブであるまきこ・りんごっち・やんぐまめっちのアプローチでさえも気付かないほど空気を読めず、
常に真面目な性格となっている。
そのためギャグに向いていないため、無理にそれを言おうとしても通用せず、説明しながら落ち込んだことがある。
めめっちとくちぱっちが起こすトラブルに巻き込まれるほどの苦労人でもあるのだが、
そんな彼らがまめっちよりもあまりに目立ち過ぎたため、影が薄くなった時期もあった。
ドリルが大好きで、よくまめまめ研究所から失敗作品を持ち込み、改良したりするのだが、
それが原因でまめシティがゴーストタウンにさせてしまったこともある。
天才ではあるのだが、実家ではほとんど機会に任せっぱなしにしたため、料理と言った家庭的な行事が苦手。
さらにポエムも苦手らしい。