概要
1982年にコアランドが開発しセガが販売したアーケードゲームで、多数の機種に移植されている。
4方向レバー、1ボタンで赤いペンギン「ペンゴ」を操る。
ボタンを押すと氷ブロックを押し出し、そのブロックで敵キャラ「スノービー」を外壁か他の氷ブロックで挟んで押しつぶして倒す。あるいは、スノービーが壁沿いにいる場合のみ壁をボタンで揺らすと、スノービーが一定時間痺れるので直接触れて倒すことが出来る(痺れていない状態で触れると1ミス)。
スノービーは倒しても卵から新たに誕生するが、その数は決まっており、全てステージから離脱する(残り一体になると撤退行動をとる)とラウンドクリアとなる。
氷ブロックは押し出す先に壁や他のブロックがあると押し出せないが、破壊することが可能。
ただしブロックの中にダイヤブロックが3つ存在し、それは壊せない反面、3つを一列に並べるとボーナスが発生する(難易度は下がるが端で並べると半減)と同時に、画面上の全てのスノービーを一定時間痺れさせられる(1ラウンド中、1回のみ)。
メインBGMはガーション・キングスレイの『ポップコーン』(クラフトワークや電気グルーヴもカバーしている)で、この時代には珍しくちゃんと使用許可を取っている。
各機種 比較動画
一時期マイコンBASICマガジンにて、詰将棋のように用意されたマップでクリアまでの手順を考える詰めペンゴという記事が連載されていたことがある。
「ペンゴ!」(リメイク版)
2010年、トライアングルサービスが開発・発表した4人同時プレイが可能な業務用ペンゴ(最初期は8人同時プレイ)。しかし、ロケテストこそ数回にわたり行われているが販売には至らず、2012年紆余曲折を経て『ゲーセンラブ。 〜プラス ペンゴ!〜』として、他に3つのゲームが遊べる製品として発売された(2014年にXbox360用に移植)。
対戦であるので他のプレイヤーのペンゴとのつぶし合いが可能で、光ったブロックを記憶して30秒以内に破壊するミニゲームも存在する。