ゾイドについてはセイスモサウルス(ゾイド)を参照。
概要
中生代のジュラ紀に生きていたディプロドクス科の竜脚類…とされていた。
名称は「地を揺るがす爬虫類」の意。英語圏での通称は「The Earthshaker」。
一昔前の図鑑では「全長40~50m」と表記されていることが多く、長らく最大級の恐竜及び地上最大の生物の名を欲しいままにしていた。
が、最新の研究では推定全長33m・推定体重40tとなっており、後に発見された推定全長35m以上・推定体重73t(50t説や100t説あり)にもなるアルゼンチノサウルスにその座を譲る事となった。それでも十分にトップクラスだが、上には上があるのだった…。
ちなみにディプロドクスは比較的身軽でスレンダー、アルゼンチノサウルスは骨太。ディプロドクスに近いアパトサウルスやスーパーサウルスも後者であった。
なお最近では属の独自性が疑わしいディプロドクスの大型個体(同じ種類、もしくは亜種)だったのではという説が有力となっており、この名前そのものが消える可能性が。
発見されてからしばらく経ってその存在を否定された恐竜はウルトラサウルスなどの例があるが、セイスモサウルスもその例に加えられることになりそうである。
説が二転三転する恐竜業界。しかしわずかな化石しか見つかっていないものも多いので、今当たり前のように知られている説も否定される可能性は大いにあるのだ。
登場作品
- ゾイド:冒頭を参照。
- ドラえもん のび太の創世日記
- ザ・ドラえもんズスペシャル:第4巻「ロストワールド」にてクローン恐竜として「世界一でっけえサイズモサウルス」が登場。こちらは英語読み。
- ドラえもん のび太の恐竜2006DS
- 古代王者恐竜キング