fgとは、
fg
株式会社エンタースフィアの運営するフィギュア・立体物系のSNS。
2008年10月よりサービス開始。
姉妹サイトとして3DCG系SNSの「cg」がある。
概要
任天堂の情報開発本部にて「はじめてのWii」や「WiiFit」等を担当した岡本基氏が設立した株式会社エンタースフィアによって運営されているSNS。
登録・利用等はpixivと同様、メールアドレスがあれば無料でアカウントが作製できる。
アカウントは「モデラー」と「一般」の二種類があり、自分で製作したものを投稿する場合は「モデラー」、それ以外は「一般」で登録するようになっている。
立体物であれば基本的にどんなものでも投稿可能であり、自作(フルスクラッチビルド)のフィギュア、プラモデルやガレージキット等の組立キット、ペーパークラフト、ぬいぐるみ、コスプレグッズなど多様な作品が投稿されている。
中には等身大フィギュアや実物大の動物のフィギュアなど、思わず度肝を抜くような作品もある。
また、自分で製作したもので無くとも市販されている完成フィギュアや鉄道模型、モデルガン等の写真も投稿可能になっている。
この他にも「資料」として実物の航空機や鉄道車両のディテールを撮影した写真、塗料やマテリアルのレビュー、塗装や工作技法の紹介といった投稿も盛んである。
pixivと比較すると立体物という性質もあるためか、現時点ではユーザー数は10万人程度(「cg」を含む)であり、300万人を突破しているpixivよりも極端に少ない。
しかし、「ジャンルの多様性」という面においてはpixivよりも成功しているようである。デイリーランキングを見てみるとキャラクターフィギュア、ガンプラやマシーネンクリーガー等のSFメカ、戦車・飛行機・艦船・自動車等のスケールモデルなど多種多様な作品が並んでおり、この点はともすればランキングが特定作品のキャラクターに集中してしまいがちなpixivとは大きく異なっている。
pixivがコミックマーケット等の同人誌即売会のようなイベントと連動しているのに対し、fgではワンダーフェスティバルや静岡ホビーショー等のガレージキット・模型イベントと連動しており、特にWFの直前になるとデイリーランキングが出展するディーラーのサンプルで埋まるといった現象も起こる。
最近では、pixivに投稿されたイラストをfgでモデラーが立体化したり、痛デカールとして借用する(いずれも許可を得た上で)といった繋がりも増えてきている。
【例】