「私たちは 覚悟を決めている。」
CV：若山詩音
概要
アスティカシア高等専門学園のグラスレー寮に所属する、パイロット科3年の女子学生。学籍番号KP015。
シャディク・ゼネリの仲間の一人で、いわゆる不思議ちゃん。寮長室ではヨガの座禅のポーズを取る事が大半である。
人物像
超能力者(？)らしくシャディクの心情を理解しており、ミオリネに対して奥手な彼を「ヤマアラシ」と評した。
決闘前にもストレッチをしており、マイペースさとしなやかさを見せつけた。
動向
起業が禁止された地球寮に対してシャディクに目論見は何かを訪ね、彼らとの団体戦ではベギルペンデに搭乗しレネ、メイジーと共に行動するようサビーナに告げられると、リリッケのカバーに入り注視が薄れていたティルにタックルを仕掛け引き離し頭部を破壊。エアリアルをアンチドートで弱体化させる事に成功するが、謎の機能によって再起動しエアリアルに対して何らかの不快感を感じ取っていたが、乗機の四肢を切断され敗退。
以前から計画されていたシャディクのベネリットグループ解体を目論むクーデターに賛同し一蓮托生となった。
余談
※イメージイラスト
- たまにエ"オ"ナと間違われる事があるが、正しくはエ"ナ"オである。
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ALERT
百科事典は最初からネタバレするつもりだった。
※以下、『機動戦士ガンダム水星の魔女』Season2以降のネタバレ注意！
そうでしょ？
ALERT
Season2での動向
Season2での初出はベネリットグループでの会議から戻ってきたシャディクの出迎え。共に来たメイジー、イリーシャと事件に関与した責任でサリウスに叱責されたことを笑って語るシャディクに、分かっていながらやったであろう旨と、彼の計画のために召集した人物についてを指摘していた。
オープンキャンパスにおける作戦中、協力者であったニカ・ナナウラによる、フロント管理社への自白を阻止。その後彼女はグラスレー寮に監禁されているため、同時に捕縛し、連行したものと思われる。
ベネリットグループ総裁選においてはシャディクの秘書として同行。総裁選のサポートの裏でシャディクと共にグループ内事業の地球への売却や、それに伴う宇宙議会連合への報告なども行う。自身らの計画が露見した際には艦艇とモビルスーツ、サビーナらパイロットを呼び寄せた。
その後、グエルやドミニコス隊と交戦する際には小型艇を使ってサリウス・ゼネリを移送。宇宙議会連合と連絡を取り「5分時間を稼いでくれれば合流ポイントに向かえる」とシャディクに通告したものの、シャディクらは最終的に敗北。
その後サリウスも駆けつけたフロント管理社によって身柄を確保され、エナオ自身も他のメンバーと同様拘束された。
拘禁中は相変わらずの座り方で無重力の室内を漂っていた。
ミオリネらがクワイエット・ゼロや議会連合からの介入を止めた3年後にはシャディクによる減刑の嘆願が通ったのか釈放されているようで、他の4人と共にミオリネの部下として動いている。
余談
- 公式サイトに紹介のあるパイロット科の学生の中では、作中における戦闘回数が対地球寮の決闘の1回のみと最も少ない。
- 実際Season2ではシャディクの秘書役を務め、グラスレー寮の面々の中では唯一ベネリットグループの文官用制服を着ているなど、どちらかというと戦闘以外で目立っている。
- 宇宙議会連合との連絡は一貫してエナオが担当しているのが特徴。そのため彼女については連合の関係者ではないかという考察もあるが、詳細は不明である。
- 少なくとも出自に関しては第19話のグエル、ケナンジ、セドによる会話から、他の同志と同じくグラスレー社が運営する再教育プログラム『アカデミー』出身の孤児であることが明らかになっている。
- 第22話放映後に配信された『魔女ラジ』の特番回『グラスレー寮ラジオ』では、パーソナリティを務めたシャディク役の古川慎氏に対して「ガールズの中で誰が1番好きか」という質問の台本があり、古川氏は「あまり考えたことはなかった」と前置きしつつも「仕事できるから」とエナオの名を挙げている。
- 全くの余談だが、古川氏はそれまでの発言等から無類のポニテ好きとして知られている。もっともラジオにおいてその点に関する言及はなかったが。
- Season1 Blu-ray第4巻の特装限定版に付属するドラマCD『地球寮探偵部』に登場している。シャディク以外のグラスレー寮メンバーでは現状唯一ドラマCDに出演していることになる。
- 作中ではある生徒から猫探しを頼まれた『地球寮探偵部』の面々(スレッタ、チュチュ、マルタン、アリヤ)が、探していた猫を撫でていたエナオに遭遇。その後猫が再び姿を消したため、それを探すために探偵部に合流する形になった。猫好きであること、そして猫の言葉が何となく分かるらしいことが明かされている。
