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  1. 闘技場やリングのようなルールに則った専用の場所ではなく、街中などルールの無い場所での格闘をしたり、それを得意とする者のこと
  2. カプコンの大人気対戦ゲームシリーズの一つ、またはその記念すべき第一作目のこと。
  3. バイクのボディタイプの一つ。

2.の概要

1987年カプコンがリリースした2D対戦格闘ゲーム。

今日まで続くストリートファイターシリーズの記念すべき第1作目。

内容は(2Pの場合は拳(ケン))を操作して各国のライバルたちと戦い、勝ち抜いていくという至ってシンプルなもの。ライバルキャラは日本代表、アメリカ代表、中国代表、イギリス代表、タイ代表がおり、各国2人ずつ計10人と戦う。3回対戦を行い、2勝できればプレイヤー側の勝利、できなければ(引き分けも含む)敗北となる。

本作はどちらかといえばアクションゲーム的な要素の方が強く、対戦要素はおまけ程度。日本ではさほどヒットしなかったが、北米ではこの対戦プレイが人気を博したことが後に対戦格闘としての続編である『ストリートファイターII』の開発につながっていくことになる。

また、攻撃の強弱や必殺ワザ、所謂三種の神器と言えるワザ「波動拳」「竜巻旋風脚」「昇龍拳」といった、後につながる要素の大部分も既にこの時登場しており、以降のシリーズ展開に大きな影響を与えている。そういった意味では非常に大きな意味を持つ作品であると言えるだろう。

登場キャラクター

キャラの後にがついているキャラは、その後のシリーズで再登場しているキャラ。このうち、リュウ、ケン、サガットの3名は以降のシリーズでもレギュラーキャラクターとして出演する。

それ以外のキャラは本作のみの登場。

日本代表

イギリス代表

中国代表

タイ代表

pixivにおける扱い

30年近く前に発売されたシリーズ最古参の作品だけあって、pixivでもイラストはほとんど存在しない。

どちらかといえば、シリーズ全般のイラストを指すタグとして機能している。

3.の概要

カウル付きのスーパースポーツに対し、カウルを取っ払ったような形状のバイクのこと。

かつてのレーサーレプリカブーム下で、転倒で破損させたカウルの修理に出す金を惜しんだ若者が、カウル自体を取っ払ってカスタムしたのが起源とされ、その概念がメーカーに逆輸入されて一ボディタイプに昇華したものである。

そのためスーパースポーツの『ネイキッド版』として、スーパースポーツと同時または近い時期に発売されることが多い。

エンジン・トランスミッションはベースとなるスーパースポーツと共通だが、サーキット走行性能だけを最重視してるわけではないので、バーハンドル採用で前傾姿勢も緩く設定されているため、スポーツ走行を楽しみながら日常での扱いやすさも欲しいという人に向いている。

風よけとなるカウルはないものの、風を浴びて走りたいという人には却ってメリットとなる。

逆にトコトコのんびり走りたいという人や、サーキット走行を中心に考えている人には向いていない。

なお外見が似ていてもカウル付きツアラーのネイキッド版や、特にベースとなるスーパースポーツはないが丸目一灯タイプではないネイキッドも俗にストリートファイターと呼ぶことがあるが、厳密には正しいとは言えない。

関連項目

カプコン ストリートファイターシリーズ ストリートファイターZERO

余談

北米でのスト1のヒットを受け制作された名作ベルトスクロールアクション。当初は「ストリートファイター89」というタイトルであった。しかし北米の人達が本当に望んだのは「対戦型格闘ゲーム」としての続編であった。

SNKの対戦格闘ゲーム。初代ストリートファイターを手掛けた西山隆志氏、松本裕司氏達(現ディンプス)が制作。ストリートファイターⅡが北米のユーザーが望んだ対戦要素を西谷亮氏達(現アリカ)が徹底的に作り込んだのに対し、餓狼・龍虎はむしろスト1のアクション性を追求した作風になっている。

90年代格闘ゲームにおけるカプコンのライバルメーカーであったSNKその格闘ゲームの源流も、この「ストリートファイター」にあるといえる。様々な意味で全てはここから始まったのである。

(主人公リュウの名前もこの西山の隆から取られている。また西山はこれ以前にもアイレムにて『スパルタンX』も生み出している。)

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